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第二十七章46 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】46/序列24席4

 【ウシナ】に少々手玉に取られている感じのする【芳一】だが、【アンサー・クリエイト】を習得している彼はただやられっぱなしと言う訳ではない。

 言葉では翻弄されながらもしっかりと【ウシナ】と言う存在を確認している。

 【芳一】は【創作者】である。

 【小説】などを作っている関係で、物事を普通の存在とは変わった視点で見ているものである。

 普通の人間では気付かない事も【芳一】は見つける事が出来る。

 物事の真偽を見極めるのに【恋愛脳】になる必要はない。

 全てが恋愛だけで出来ている訳ではない。

 全てが恋愛で解決出来ると思っている者は全部が見えていないのだ。

 別の角度からも見える事はあるものである。

 何を判断材料とするかはその者の資質である。

 恋愛要素も必要ではあるが、それが無くても他で補強も出来るのである。

 本質を見極める力。

 それは色んな角度で見ることが出来るのである。

 【ウシナ】は、

『ねぇ、貴方・・・

 下位から私達、【贄喰威】を調査しているみたいだけど・・・

 ううん・・・

 何でも無いわ・・・』

 と意味深な言い回しをした。

 【芳一】は、

「何が言いたい?

 はっきり言え」

 と聞いた。

『聞きたいの?』

「思わせぶりな言い方するなら【アンサー・クリエイト】で勝手に探るだけだ」

『エッチ』

「はぁ?」

『女の秘密を覗くの?

 嫌らしいわね』

「・・・喧嘩売ってんのか?」

『売ってないわよ。

 かまって欲しいだけ。

 女心が解ってないのね』

「・・・」

『待った。

 その力待った。

 【アンサー・クリエイト】だっけ?

 解ったわ。

 言うわよ。

 せっかちは女にモテないわよ』

 と言った。

 【ピンク・シニョリーナ】は、

『そんな事ないにゃ。

 ダーリンはモテモテにゃ』

 と反論したが、【ウシナ】にはスルーされた。

 どうやら、女としての勝負は【ウシナ】の方が何枚も上手のようだ。

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