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第二十七章42 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】42/序列25席7

 【芳一】達の態度に【存在たらし】の【スヴァラ】は動揺していた。

 【スヴァラ】は態度を改め、別の角度から【芳一】達の心をつかもうとしていたが、最初に心を読もうとして失敗したのが禍して、何をやっても【芳一】達は心を開かなかった。

 かといって、【催淫術(さいいんじゅつ)】や【魅惑のパフューム】など、【スヴァラ】の他の【存心掌握術】をしようとすれば、逆に警戒された。

 もはや信用度ゼロ。

 何をやっても、

 いや何かやろうとすれば、なお、信用出来ないと言うことになった。

 【スヴァラ】は【芳一】達の心をつかむのを諦め、黙っているべきことは黙っておいて、それ以外のどうでも良いことだけなるべく当たり障りの無い様に答える事にした。

 【芳一】の、

「これは?」

 と言う質問に対して、【スヴァラ】は、

『仕事道具だ』

 と言う様にはぐらかして答える。

 【芳一】が、

「何の仕事だ?」

 と言うと、

『俺の部下にやらせている仕事だ』

 と言うようになるべく小刻みに答えて、質問の回数を増やす。

 そうする事によって、視察期間の半月という時間を費やそうとしていたのだった。

 【芳一】が、

「詳しく答えろと言っている。

 それでは単純過ぎる」

 と言う言葉に対して、

『詳しくと言うのはどの程度の事を言うのか、いまいち解らない。

 詳しくとはどの程度の事を言うのか説明して欲しい』

 と逆に質問を返すなどした。

 結局、グダグダな調査結果になった。

 ・・・と【スヴァラ】は見ていた。

 だが、【芳一】は、

「大体、解った。

 茶番はこれくらいにしとくか。

 裏は取れた。

 もう、良いぞ」

 と意味深な言葉を発した。

 【スヴァラ】は、

『あ?』

 と言ったが、【芳一】は、

「もういいぞと言ったんだ」

 と答えて去っていた。

 【スヴァラ】の中にはモヤモヤが残った。

 【スヴァラ】の中継については以上となる。

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