第二十七章38 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】38/序列25席3
【芳一】達4名への【存心掌握術】に失敗した【スヴァラ】は、
『悪かった。
ちょっと試したんだ。
【唯野 芳一】、あんたもとんでもないが、そこの【ヴィナフェリア】も負けないくれぇとんでもないな。
死ぬかと思った』
と言った。
【ヴィナフェリア】は、
『殺してはならないと言う事だから殺さなかった』
と言った。
【ヴィナフェリア】は、【芳一】も参加した第5回から第7回合同【覇王杯/オーバーロード・カップ】で【芳一】の最大のライバルだった女性である。
彼女が本気を出したら、【芳一】よりも勝るとも劣らないポテンシャルを持っているのだ。
例えば、時間を巻き戻す事だって出来る。
単純な戦闘力であれば、人間ベースである【芳一】よりも遙かに強いのである。
肉体的な事で言えば、【ミリア】や【レリア】も同様である。
たかが、元【弱強威】のトップ10000より下位のランクだった男に後れを取る様な存在ではないのだ。
【レリア】は、
『下品な真似は止めていただきますか?
こちらも醜いものを見るとつい手が出てしまいますので』
と皮肉を言った。
【スヴァラ】は、
『わ、解った。
悪かったよ。
ちょっとした茶目っ気だ。
勘弁してくれよ』
と言った。
【芳一】は、
「お前の最初の行為で僕達の印象は最悪だ。
お前の調査はとっとと済ませたい。
お前のやっている事を包み隠さず話せ。
お前の態度次第ではこっちにも考えがある」
と言った。




