第二十七章36 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】36/序列25席1
今日から2026年10月後半は序列25席の調査となる。
参加者は、
(1)【芳一】、
(2)【首/顔】/【【超造人間/姫超謎】の【ヴィナフェリア・エクセリア・トゥルーヴェリティ】、
(3)【右脚】/【人造人間】の【赤毛そばかすの姉】/【ミリア・ニア・トゥルーヴェリティ】、
(4)【左脚】/【人造人間】の【黒髪もち肌の妹】/【レリア・ニア・トゥルーヴェリティ】、
となる。
調査対象となる【贄喰威】の序列25位は、背中に【青色髑髏】2つのタトゥーをした存在である【存在たらしのスヴァラ】である。
【存在たらし】とは人間に例えれば【人たらし】と言う事である。
【存在】の心の隙間に上手く入り込み、【存在の心】をつかみ取る。
そんな男である。
【スヴァラ】の得意とする【存心掌握術】は7つあるとされ、その中で最も分かり易いものは【プレゼント】である。
【スヴァラ】はとりこみたい相手の心にアクセスし、相手が望む者を具現化させてそれを【プレゼント】して気に入られると言う力を持っている。
それを【理想具現化能力】と言う。
元ネタが相手の心の中にある事なのでコスト0でプレゼントを作れ、しかも相手の理想だから気に入られると言う事になる。
これを駆使して、【スヴァラ】は仲間を増やして行ったのである。
【スヴァラ】は、すぐさま、乗り込んできた【芳一】の心を探る。
相手の心を覗き見る事が出来る事が【スヴァラ】の強味だ。
だが・・・
《この男の理想は何だ?
どんな奴も俺の【存心掌握術】から逃れられねぇ。
俺がお前の好みを把握してやるよ》
と思い、【芳一】の心を探っていた。
【芳一】は、
「お前、僕の心を探っているな。
解るぞ。
僕の一番の理想か?
それは毎日毎時間更新されている。
だからいくら探しても無駄だ。
次の日にはまた別の物にすり替わっている。
お前程度の【存心掌握術】の対抗処置など簡単だ。
よく聞くだろ?
深淵を覗く時、深淵の方からも見られているって。
つまり、お前が覗くならこっちからもお前が見えるって事だ。
お前のろくでもない企みもこっちにも筒抜けだ馬鹿野郎」
と言った。
【スヴァラ】は、その瞬間、
《やべぇ・・・》
と言って心を読む異能を遮断した。




