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第二十七章34 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】34/序列26席6

 【ペリュソナ】の案内で【芳一】達は視察の場所を変える事になった。

 【ペリュソナ】は、

『今度は大丈夫だ。

 薬で、脳がいかれている奴らのバトルだ。

 さっきのバカ共の様な余計な忖度はしねえ。

 純粋な殺し合いが見れるはずだ。

 楽しんでくれ』

 と言った。

 この辺りの感覚が【芳一】達とズレている。

 殺し合いを楽しめ?

 そんな発想が出来るのは殺伐とした状況に慣れているものの考えだ。

 【芳一】が思う楽しい事とは明らかに違う。

 相手を殺す事。

 相手を蹂躙する事。

 相手を貶める事。

 相手を苦しめる事。

 相手を憎む事。

 相手を嬲ること。

 相手を屈服させること。

 相手を傷つけること。

 等々、他者の不幸で喜ぶのは【芳一】の考える楽しさではない。

 娯楽を考える事。

 楽しさを追求すること。

 音楽を楽しむ事。

 食を楽しむこと。

 絵を描くこと。

 お話を作る事。

 自然に触れる事。

 買い物をする事。

 何かを造り出すこと。

 等々、そう言ったものに喜びを感じるのが【芳一】である。

 前者と後者とでは破壊と創造。

 真逆の事に近いと言える。

 確かに【芳一】も戦いが嫌いと言う訳ではない。

 【バトル漫画】や【バトルアニメ】、【バトル映画】や【バトル小説】、【バトルゲーム】など【バトル】を主題としたものも好きである。

 ただ、それは現実の物として好きな訳ではなく単なる娯楽としてである。

 つまり、戦争映画は好きでも戦争は嫌い。

 そう、言っているのと同じ事なのである。

 だから、そう言う意味では、【芳一】と【ペリュソナ】は好みが全く合わないと言っても良いのである。

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