第二十七章19 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】19/序列28席5
【ミェン】の調査を終えた【芳一】。
調査を終えて【ミェン】は、【ジャヴァク】に
『なんなんすか、あいつは?
私を虚仮にしやがって。
絶対ぶっ殺す』
と泣きついた。
【ジャヴァク】は、
『我慢しろ【ミェン】。
あの野郎には【真の強者】がついている。
下手に逆らえば、俺達は始末される。
お前は知らんだろうが、俺が力を得た【弱強威】のトップ10000。
それをなぶり殺しにしたのは【真の強者】だ。
結果として俺は漁夫の利を得たが、同時に【真の強者】に対しては絶対的な恐怖を植え付けられた。
俺でさえ震え上がる存在だ。
お前程度じゃ逆立ちしても勝てねぇよ。
あの野郎はその後ろ盾を得ている。
だが、いつかこの落とし前は付けてやる。
あの野郎の好きにはさせねぇ。
この世界、舐められたらおしまいだ。
ん?
【ミェン】?
何だ、その切れ端は?
ちょっと見せろ・・・
【舐められたらおしまいだと思っている時点でお前は小者なんだよ】だとっ?
クソがっ、舐めやがってっ
俺の心でも読んでいるつもりか?
ふざけやがって。
何なんだあの野郎は?
気に入らねぇ。
殺してぇ。
ぶっ殺してやりてぇ。
この怒り・・・』
と言って【ミェン】の髪に紛れ込ませていた紙の切れ端を破り捨てた。
その切れ端には【芳一】が【アンサー・クリエイト】で【ジャヴァク】と【ミェン】の会話を読んで【ジャヴァク】の言葉に対して【舐められたらおしまいだと思っている時点でお前は小者なんだよ】と言う言葉を書いていたのだ。
【アンサー・クリエイト】を身につけた【芳一】とは器が違うとでも言いたげのメッセージだった。
【ジャヴァク】はその怒りを【ミェン】に向けて彼女を殴っている。
【ミェン】はそれを甘んじて受けて、それを自分より弱い者に向ける。
そう言う悪循環があるのだ。
序列28席に対する【芳一】の調査についての中継は以上となるが、今回は【パズル】と【10番】の調査もほんの少しだけ中継しようと思う。




