第二十七章15 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)1】15/序列28席1
2026年8月23日から8月31日までは、【贄喰威】側への視察の要請などの手続きを行い、2026年9月1日・・・
本日から【芳一班】、【パズル班】、【10番班】による【贄喰威】のトリプルチェックがスタートする。
今日から2026年9月前半は序列28席の調査となる。
参加者は、
(1)【芳一】、
(2)【数奇族】の双子の姉妹、【朝昼】と【夕夜】(2名で1人になっている)、
(3)【4体の群体最終兵器】である、【櫻花/櫻/春】、【PEACH/桃/夏】、【十六夜/月/秋】、【SCHNEE/雪/冬】、
(4)【ニア・ネクスト】/【歴史上の偉人/偉存】の【インストーラーゾンビ】/【月曜日】担当【ムーラーダーラ(会陰/(生殖器と肛門の間))】/【火曜日】担当【スバーディシュターナ(臍)】/【水曜日】担当【マニプール(臍の上)】/【木曜日】担当【アナーハタ(心臓付近)】/【金曜日】担当【ビシュッダ(喉)】/【土曜日】担当【アージュニャー(眉間)】/【日曜日】担当【サハスラーラ(頭頂)】、
となる。
調査対象となる【贄喰威】の序列28位は、背中に【青色髑髏】5つのタトゥーをした存在である【皆殺し俳優/ジャヴァク・ルギス】である。
【ジャヴァク】は、表向きの仕事として俳優業をしていて、多くの俳優を抱える巨大事務所を立ち上げてる。
上位を除き多くの【贄喰威】達は悪いことだけをやっている訳にはいかないので当然、表の仕事というものがある。
だが、実際はその所属する俳優達に他者になる演技をさせて、暗殺などをさせていると言う実態がある。
【芳一】としては叩きつぶしたい所なのだが、今回の調査ではその件ではしょっ引けない。
あくまでも【覇王/オーバーロード】殺しの【下手人】としての立件である。
【贄喰威】達もその一点のみでと言う事で【真の強者】からの圧力により【芳一】達の調査に協力すると言う事になっている。
出迎えた【ジャヴァク】は、
『そこの男・・・
てめぇが、【唯野 芳一】ってやろうか?
まぁ、せいぜい頑張って調査する事だ。
てめぇごときが何か見つけられるとは思わねぇがな。
見るからに弱そうだ。
ちょっとこづいたらくたばるんじゃねぇか?
とっとと調査して消えろ』
と不遜な態度を取っていた。
当然である。
【ジャヴァク】にとっては迷惑この上ない調査である。
【真の強者】達からの絶対的な圧力が無ければ、絶対にしないししたとしても100%罠にする。
だが、どこに【真の強者】の目があるか解らない。
【贄喰威】達は【超越】の第17席、【クイアンビー】によって、なぶり殺しにされた【弱強威】トップ10000の力を受け継いでいる。
だからこそ、絶対に【真の強者】からの敵意を受ける訳にはいかない。
そこで、【真の強者】や実力者として名高い【第1覇王/ファースト・オーバーロード】から【第9覇王/ナインス・オーバーロード】直々に調査というのを回避する代わりにその代理として、入れ替わったばかりのど新人【第10覇王/テンス・オーバーロード】の【芳一】と【パズル】、それに【NNJ】の【10番】の少人数によるトリプルチェックを受ける事にしたのである。
要するに【芳一】達は舐められているのである。
【芳一】は、
「弱い犬ほどよく吠えるってのは本当だな・・・
・・・あぁ犬に悪いか。
こんなのと比べられちゃ・・・」
と返した。
【ジャヴァク】は、
『ぶっ殺されたいか?』
と言った。
【芳一】は、
「こっちは【真の強者】の使いで来ているって事忘れるな。
あんまり無礼な態度だと、それをそのまま、報告するぞ、アホが」
と強気である。
【芳一】は無礼な輩に丁寧に対応するつもりは無い。
無礼には無礼で返す。
そう言う主義の男である。




