18 罰ゲームはいつもどおりに
ある日のこと、連絡を取っている三人組がいる。
双葉 伊織、Chitose、罰ゲーム予定はいつですか?
伊織 絵実況ですか、えーっと
Chitose そっちじゃなくて多分強制メンバー配信の方じゃない?
双葉 そう、ごめん。
伊織 ああ。何します?
双葉 三人だしね。
Chitose ああ、、、、。
伊織 いいゲームないですかね?
双葉 知らないなあ。ゲームじゃなくてもいいし。
Chitose なにかない?伊織。
伊織 俺なんですか。
双葉 私は絵師だしね。
Chitose そうだね。なんかうーん。
伊織 俺がよくやっているゲームしませんか?
双葉 わからない、配信最近見てないんよね
Chitose あれをやるの?双葉持っているのか?
「あの三人でまさかの、ゲーム実況? ♯双六罰ゲーム」
「はい、こんにちは。お久しぶりです、伊織です。」
◯お久しぶり〜
◯おひいお〜。
◯誰とのコラボかな〜。
◯伊織、双葉Chitoseじゃない?
◯よく知ってますね
◯これ双六罰ゲームメンバーなんだよ
◯\(^o^)/
「今日はコラボ配信です。はい。」
「、、、、、。メンバーショウカイは?」
「あ、久しぶりに自分の枠でコラボ久しぶりで。」
「待ってられない、はいはい!みなさんこんにちは!絵師の双葉だよ〜。」
「双葉出ちゃった。はい。Chitoseです。」
「今日はゲームを楽しみながら話そうかなって思います。」
「そうだね。」
「双葉は初めましてだっけ?」
「そうだよ。」
「ということでやっていきましょう。」
双葉視点
「これって?」
「色々なものを取って集めて武器とか。まあ、双葉は初心者だし、普通にできることしてくれればいいんじゃないかな。」
「オッケー。」
二人が何かわからない単語を呟いている。
「右に3。」
「多分それボイチャ繋いでるよね。」
「確かに動きがいいな。」
「どうする?」
「多分いけるなと思うのでいこうかな。双葉は自分の身を守ってもらえれば。」
「え、わかった。」
走って行ってしまった。
「俺武器弱いな」
「伊織、俺が上げるよ、はいこれ。」
「え?!いいの?これ?」
「さっき取った。」
「すげえ運だな。」
「行くぞ。」
なんか言ってる。
するとアイツラが行った反対側から人が来るのがみえる。
二人?逃げないと!と思うが、アイツラのところに行ったら私が行っても邪魔なだけだ。
走って逃げなきゃ!
逃げるが相手はそれを察知してこっちに向かってくる。
しょうがないと思って銃を持つ。戦う。なんとか避けながら打つ。
あまり入らない。
これは無理だと思っていると、、、、、。
あっ。一人倒れた。これは行けるかもしれないと思ったのも束の間、
流石に無理で倒れたのだった。
「双葉、どこ?」
「負けた。一人倒したけど。」
「え?倒したの?」
「やった。でも連れに殺された。」
「すげえじゃん、双葉!」
「え、」
「頑張ったな。残りは俺等に任せろ。」
「頑張るので、俺等で。」
◯強い
◯双葉、一キルしたの、普通にすごい
◯↑そうか?
◯いま、強くなっているから、すごいと思う
◯このチーム、普通に人気ない割に強い
◯↑それな
◯古参だけど、最初から思った
◯もっと前から知りたかった
◯伊織くんは見たことある、もと個人勢だよね?
◯そうだよ、個人勢。
◯双葉って、絵師?
◯そう。マイナーだけど。
◯双葉の絵、まじでこのチームに似合う
◯双葉って子、雑魚すぎじゃない?一キルで喜ぶって。
◯↑双葉はゲーム実況者じゃない、しょうがない。
◯ゲーム実況グループじゃないの?
◯いや、Douzaineは違う。どちらかというと、エンタメのほうがしっくり来る
◯ずっとゲーム実況だと思っていた
◯作曲家もいるよ、絵師もいるし
◯初耳
◯絵は、メンバーの双葉作
◯メンバーが、、、、。
そこからメンバー視点を見る。
伊織とChitoseはやはり人数が少ないのは相手にもわかるようで残っているチームがひたすら狙っていた。
「これ、勝てるの?」
「いや、無理だと思う。相手さっきも何人か倒してた、プロじゃないのかな?」
「プロっぽいよね〜。流石に遊びでやっている俺等には勝てない。」
「そうだね。Chitose?!」
「やば。ごめん。伊織。」
話しながらやっていると、Chitoseが倒れる。
「逃げるしかないな。」
「ごめんな。」
「しょうがない。」
伊織はすぐさま判断し、逃げるのを選択するが、残りチームが少ないなか、一人の伊織は圧倒的不利。
「漁夫の利を狙うの?」
「それしかないとおもう。」
流石に人数が二人で戦うのは難しく、全然上位には行けなかったけど。
「伊織、Chitose、ごめん。」
「俺等も全然刃が立たなかった。」
「しょうがないね、私が言うことじゃないけど。」
◯それな
◯双葉が調子乗っているのなんか、、、、。
◯調子乗ったんじゃないでしょ
◯だからそんな事言うなら見に来ないでほしい
コメント欄が流れていっているのに、私をばかにするような事書いている人いるな、、、、。と思っていると、そのコメントが消えていく。
どうなっているんだろ?誰か後ろでしているのか。誰だろう。あとで、ありがとうって言っとかないと。
そこからは、私が初心者すぎたので、二人が教えてくれてこの回は終了した。