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1 久しぶりの脱出ホラーゲームは波乱の予感?

今まで書いてきた作品とはまた違った本作。

配信者にハマっているときに書き始めました。

よろしくお願いします。


やっているゲームは某有名ゲームです。何かわかりますか?

「はあ、、、、。」

今日も疲れた。

うまくいかない仕事。

ダメ出しばっかりで、でも、この仕事がしたくて、だから後悔はしていない。



ああ、暇だな。ベッドでゴロゴロしながら、携帯を見る。


こういう暇なときは、メンバーを呼んでゲームすっかーと思い、

LINEに暇な人〜。といって送る。


配信者を始めたのも、仕事がうまくいかなくって、趣味であるゲームを誰かとしたいと思ったから。

こうやって配信者を始めて、チームを組んだのも、成り行き。


メンバーに会ったことも殆どない。

だけど。俺はこのメンバーでやっていてすごく楽しい。


数十分して誰も返さないのを確認したあと、携帯を直す。


う〜ん。

御飯食べるか。

ふと時計を見ると、もう8時。

カップラーメンを作っていると、携帯から音がする。

電話だ。


出ると、馴染みのある声がする。

「伊織、やっほ〜。」電話の相手は伊織。


「ゲリラ配信しますか?メンバー集まったので。」

え、この数分にどんだけ集まっているんだ。と思ってしまう。



「誰が集まった?」

「師弟ですね。」

師弟。うちのカップリングの一つ。

みる。とNazunaのカップリング。


Nazunaのほうが配信を始めた頃、何かしらあったらしく、

Nazunaが師匠と言い始めてできた二人。


「久しぶりだな。」

「まあ、久しぶりですね。」

というのも、俺等ももう長い付き合い何だが、

みる。は最近忙しかったらしく、一ヶ月間ぐらい不定期で浮上していなかった。



パソコンを開くと、チャットが飛んできたので、

ゲームスタートするかと思い、みんなで通話を開始。


この時間に告知をしておく。


「久しぶり、みる。」

「久しぶりです、リーダー。」

「元気そうだな。」

みる。うちのメンバーの一人。なんでもオールマイティーにできるメンバー。しっかり者で、結構面倒見がいい。


「師匠久しぶりです!」

こういうのはうちの妹Nazuna。

彼女はうちの数少ない女の子メンバー。



「じゃあ、始めるか。」

「はあ。先に手回ししなくていいんですか?」

「まあ、それが俺等だろ。」

「ゲームはあれね。」

「了解」「了解しました。」


[みるも参戦!久しぶりにホラー脱出ゲームをするよ!]



リョウ 今日やるゲームはこちら!


Nazu 久しぶりに見た!


リョウ そう、某ホラー脱出ゲームです!


伊織 解読をしていって、五台解読したあと、2つある入り口を開けるやつだよね!


みる。 久しぶりだけど、頑張る!


◯みる久しぶり〜。

◯待ってた〜


ゲリラの割に反応は良いな。まあまあ見に来てくれてる。

嬉しいな、本当に。


リョウ 今日やるマップは新しく実装されたマップだけど、どう?


Nazu 事前にやってみたけど、結構難しかった、、、。


伊織 じゃあ、チェイスができそうなキャラにするのが良いかな?


みる。 俺だったら、チェイス、、、。祭司にするか。


伊織 お前、祭司ってまたか。男性キャラ使えよ。じゃあ、俺は患者。


リョウ あ、なるほど。じゃあ、、、。マジシャンでも使うか、俺は。


Nazu そう来るんだったら、一人ぐらい解読で行くか?

   う〜ん。調香師で様子見てみるかあ、、、。

   だれが、最初チェイスかなあ?


リョウ この中だったら、俺だったら、誰ともチェイスしたくないな。


伊織 それは同感。


トントン拍子に決まっていくのはうちのチームならではだと思う。


◯みんなうまいもんね。

◯伊織とかチェイスしてくれないかな。


ファンもノリがいい。



みる。 ああ。最悪。俺じゃん。運がない。ってハンターよりによって女王じゃん。

    苦手だから、絶対嫌だったのに。


またか。みるは本当に運が悪い。

絶対みるがゲームをすると、ハンターから狙われるのだ。


Nazu  でも、師匠はチェイス得意じゃないですか?大丈夫ですよ。

普通にいう、Nazuna。


リョウ みるなら安心。お前なら五台分チェイスできる。

俺も少しみるにエールを送る。



伊織  頑張れ。

伊織も他力本願。


みる。 無理だよ。いた当てたけど、、、。そうだよね。読み負けた〜。一回殴られた。


そんなみるだが、狙われすぎてチェイスがかなりうまい。

いいのか悪いのかと本人が言っていた。


伊織  早すぎる。まだ二代しか暗号機解読終わっていないのに。


Nazu  やっぱり、師匠すごいです。


みるを少し煽る、伊織。みるを褒めるNazuna。対象的すぎて笑いそうになるが、ここで笑ったら、みるに怒られる。笑いを堪えるのに必死なのだ。


リョウ もうすぐ終わるけど、残りどこ?


伊織  俺となずがやっているところで終了ですので、みるに粘着でもしといてください。


リョウ 了解。


伊織は冷静に物事を判断できる。家では数少ない人材。というのもまともなやつがほぼいない。


みる。 リーダー。いま中央にいる。


リョウ わかった。ってお前もうすぐ五台チェイス!すごいな。お前ってゲーム実況者だっけ?


みる。本当にチェイスだけはうまいんだよなあ。と関心。


みる。 違いますけど、軽口叩いてる場合じゃない、あ、やられた。


伊織  良かったな。最後の暗号機上がったぞ。


リョウ ナイス!伊織。ここから全員生還目指すぞ!


みる。 ハンターがターゲットを変えました。これはナズ、おり、気をつけろ!


Nazu  私のところみたいですね。ハッチが近くに見えるので、先に脱出お願いします!


リョウ  了解。なず、ありがとう!


みる。 お先に失礼!


伊織  オッケ。これでハッチ、、、。


Nazu  開いた!オッケー!四逃げ!


リョウ 久しぶりすぎ!ヒャッホイ!


みる。 うるさいです。リーダーはほとんど何もしていないのに。


リョウ 終わり良ければすべてよしだ!


伊織  そうですね。


それから何戦か交えたが、みるの運の悪さはお墨付きだ。

もうびっくりしない。

一時間という短い時間だが、みるが最後もう疲れたという感じを醸し出していたので、そろそろ終わるかということになった。


Nazu  今日も見てくれてありがとう!チャンネル登録よろしく!それじゃあ、


みんな ばいばい〜!


終わったあと、少しメンバー会議をする。

みるが

「まあ、良かったと思うけど、、、、。もうちょっと大人数だからこその企画をしたいよね?」

と言った。


それはそうなんだが、、、。


伊織が「集まらないからだろ、。忙しいんだよ、みんな。」


Nazunaが「そうですね。でも、うちの良さは個性豊かなメンバー。このメンバーの良さを沢山の人に見てもらいたいですね。」

という。


それはそうなんだ。もっと面白い企画を作っていかないといけない。


みるが「宝の持ち腐れとはこういう事を言うんでしょ。」と言った。


「だって、すごい可愛い絵を描く絵師がいる。ゲームを作れるメンバーも居る。3Dをやろうとしたら作れるメンバーも居る。歌がうまい歌い手もいる。ゲームが上手いプロのようなメンバーも居る。

でも、その良さが沢山の人に伝わっていない。同節数だって、三桁がいい方。」


「師匠、でも、、、。」


「このままじゃメンバーの良さをみんなに伝えられない。」


みるの言うことはわかる。もっと打ち出していかないといけない。俺らだって組んでからもう一年が経つ。

メンバーのことを思うなら、中途半端なら、もうやめたほうがいいんじゃないか。みるはそう思うのだろう。


そこで伊織が口を挟んだ。


「みるはどうなんだよ、それ。俺らは始めたときからこうきめただろ。楽しくやるんだって。その後がトップだって。このメンバーで。」


「、、、、、。」


「今の俺がいるのは、みるにであったから。俺の名前をつけてくれたから。お前だけのせいじゃない。

お前がいたからこのメンバーは今を維持している。みる、お前がいるからだよ。誰もかけちゃだめだ。」


「それは、、、。」


「リーダーだって言っていただろ。」


「そうだね。みるも伊織もNazunaもメンバーも。みんないるのがこのチームだ。誰もかけていないのは、すごいことじゃないか?」


「それは、、、、。」


「楽しむのが、俺等。みる、元気出せ。楽しくやるのが一番だからな。」


「師匠!ゲームしましょ!ね!」


「ありがとう。じゃあやろうか!」


みるは本当に自分の良さに気づいていない。

あいつがいるから俺らがいるというのは本当だ。

偶に面白くて、笑わせる。怒るときは怒る。潤滑的存在の、みる。


みんなが笑っているのが、本当に幸せ、でも。人気になりたいのは全員の夢だった。

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