プロローグ3
最小化を押そうとして、メモを追加する、押してしまって書いたの全部消してしまったバカはだ~れだ、私ですorz。
ロボを造るにはいくつかの方法がある。
・現代技術のパーツで造る。
・遺跡などから発掘or設計図を入手して造る。
・機械生命体と契約もしくは鹵獲、欲しい部位を綺麗に切断。
・報酬として貰う。
・~のカケラを集めて造る。
これらのことをして組み立てて初めてロボは完成する。大まかには、手・腕・肩・胴体・足・頭である。本当はもっと細かくあるのだが、最低限この6つが嚙み合っていれば、自壊することは無い。このゲームの鬼畜な所はこれら6つが嚙み合わないと自壊して、新しく集めなおさないといけなくなるということである。自壊した機体からは回収ができないという鬼畜仕様にプレイヤーは慄いたものだ。
それでもなおロボ好きが離れていかなっかった理由は、嚙み合ってさえいればロボを好きな形に変えられる。という一点であろう。同じ機体でも細部が違っていたり、先程まで人型だったのに1・2秒でバイクなり飛行機なりに変形することも可能であることが多くのロボ好きを熱狂させた。
そして今日この時、苦節2年半もの長いながい時を越えついに「古代の動力機関のカケラ」1/10000を全て集めることができるのだ。
「ああ、楽しみだ。形はできても起動するには特別な動力が必要だとは思いもしなかった。」
そう独り言をいいながらレバーを引く。盾から砲塔へとエネルギーが送られ砲弾が射出される。おそらく最後の残存部隊と思われる場所に着弾する。しばしの静寂の後、クエストクリアの報告がなされ、依頼主から1位奪還成功報告と報酬である「古代動力機関のカケラ」が送られてきた。その事実に思わず笑みを深めてしまう。
「おっと、ここで油断して死んで折角のカケラを無くすわけにはいかないし、さっさと帰るか。」
さぁ、ホームで真の愛機を造るとしよう。