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幕間 アのよル、匠は一色の情を宿シテ

後半は諸事情により読みにくくなっています

 「よく頑張りましたね、今日は私の奢りです。さぁ、沢山食べて下さいね!」


  場面は異邦人裁判からディナータイムに切り替わり、今は宿舎の一階に店を構える此処「リング」にエレナと匠は料理を食べに来ていた。

  知っての事に匠は一文無しなので、エレナのお金で食べることになっているのだが・・・・・・


 「本当にいいのか? 貸し切りまでしてさ、俺は奢られることに関して遠慮しないので有名だけど?」


 「そんなこと気にしてないで食べましょう。せっかくのおいしい料理が冷めてしまいますよ」


 「それもそうだな。んじゃ、頂きま~す」


  眼の前に広がる肉料理や魚料理、煮込み料理に燻製のチーズとありとあらゆる料理が出揃い彩りの方も単色ではなく赤や緑や青など、まるで料理が宝石のように輝いて見える。

  甘く、舌を刺激するような酸味に、辛味に香ばしさ、全ての刺激が一つのテーブルに収まり、それを一瞥するなり匠は考えることも忘れて欲望を剥き出しに食べ始めた。


 「え? めっちゃ美味いんだけど! 異世界に来てからやっとまともな食事ができた気がする!」


 「喜んで頂けて良かったです。では、私もそろそろ・・・・・・」

  

  それを見つめていたエレナもお腹がすいたのか、両手を合掌し瞳を閉じたまま数秒経過した後で左に置かれたナイフに手を出す。


  胃の中に食べ物を通して落ち着いた匠は、木製で作られたコップに注がれた水を喉に含めつつ自分から出てくるちょっとした疑問を考えていた。

  

  エレナが合掌していたのは食前の祈りだと予想するに疑問は自然と「この世界の宗教」について目が向けられるだろう。

  異世界モノには欠かせない宗教は、時に王国側とも密接に関わり主人公に敵対するパターンが多い為、後々面倒なことになるのでココはしっかりと確認する必要がある。

  しかしながら宗教に関して人にどう聞けばいいのか、正直分からないところがあるのでここは話題を近づけつつ聞き出したいものだ。


 「エレナ、きょ、今日はいい天気だな」


 「そうですね、でもここ店内ですから場面が違うような気がしますけど・・・・・・」


 「あ・・・・・・」

  気づいたときにはエレナはアハハと苦笑いして木製のコップを右手に持ち、水を喉に通していた。

 

  その動作には流石に鈍感の匠でも分かった、場違い発言だったと。自分の脳内でそう結論付ければ自然と隠れたくなる気持ち、恥ずかしさに食べるのも忘れて顔を下に向けた。


  ――それにこの店って宿舎と同時経営されてるから雰囲気は貴族を思わせるような仕様で、庶民から一番人気が高い店なんだよなぁ~。


  今後の影響を考えれば、自然消滅型出禁を食らわずにはいられない匠であった。


 「顔を上げてください、何か聞いておきたいことがあるのでしょ? でしたら遠慮なさず口にしてくださいね」

  天使のようにふんわりとした口調から助け舟が差し出されて、即座に匠は別の疑問と共に声の主であるエレナを見るべく、再び前を向いた。


 「分かった。んじゃ、早速だけど、なぜエレナは俺に疑問があると思った?」

  そこが引っかかる点だ、確かに場違い発言をして焦りが顔に出たのもあるかもしれない。果たしてそれだけが原因で相手が疑問を持っていると思えるものなのか、それだけが脳内にへばり付いて離さなかった。


 「それは・・・・・・」


  目を逸らして黙ってしまうエレナを視界に入れた匠には分かる。この一週間を共に歩んだ者なら嫌でも分かってしまう。

  エレナは大事なことを隠している、それも人間の生死に関連する危険な何かだ。


 「分かった、この疑問は近いうちにまた聞く事にするよ」

  これからというのにゲームオーバーにはなりたくはないので、流石の匠も撤退の指示を全身に送った。

  大体ヒロインの悩みは物語上一番の厄介事に発展しやすく、ゲームで言えば四天王に初期装備で挑むモノ。勝機など現時点の匠には無いので命最優先に、全力で関わらないようにしようと全力でそのことを悟られないよう微笑みを作る。


 「自分から言い出したことも守れず、本当に申し訳ございません。あなたの寛大さには頭も上がりません」


 「改めなくって良いからさ。それに人には言えない悩みってある訳じゃん、それを掘り起こす方が空気読めないって言うか、悪じゃん?」

  

 「そうですね、ありがとうございますっ」


  適当に思ったことを述べた匠の前には、清々しさも感じられる微笑みに包まれたエレナの姿があった。

  もしかすると・・・・・・


 「エレナの中で、俺の好感度って上がってるカンジ?」

  

 「・・・・・・えぇ、最初よりは多少は上がっていると思いますよ」


 「え、マジで? やったぜ・・・・・・」

  好感度が確かに上がった事を実感すれば、心の中でガッツポーズをする匠。

  これぞ「王道主人公ハーレム作戦」と名付ければエレナやこの世界の扱いもチョロく感じてくるものだ。事実、エレナやオルノスも単純なイメージが強くなっているが、それは同じ血を受け継いでいるからだろう。


 「話、戻しませんか?」


 「あぁ、確かに・・・・・・」

  

  一人で盛り上がる匠に置いて行かれたエレナの声が貸し切りの店内に広がる。掛け時計が午後七時を指したタイミングで、匠は本題に戻した。


 「まずは、この世界の宗教についてだ。この世界には宗教がいくつくらいある?」

  

  匠が書いているラノベでは三種類あり、そのうち主人公に深く関わってくるのが「オルレアン教」と「邪神教」だ。どちらもエレナと主人公に敵対するが、果たしてルート変更が行われたこの世界でも同じ設定なのかが気になるところだ。


 「この世界の宗教は三種類存在します」


  数は合っていたが、問題はその先にある宗教名だ。

  もしかすればルート変更の影響下にあって、宗教も異なる可能性が出てくる。そうなれば、この国の置かれている状況と今度の展開に時差が生じる可能性が高くなる。

  ラノベと異なる設定だと匠自身でさえ対処できなくなり、最悪の場合この国が滅びる可能性もあり得る。

  

  エレナの発言次第でこの国の生死が決まると思えば、沈黙と時を刻む音が妙に大きく聞こえる。恐る恐る唾を飲み込みつつ、匠はエレナに詳細を聞きに口を開いた。


 「・・・・・・その宗教の名前と、崇拝対象は?」


 「一つはオルレアン教でこの国で一番大きい宗教団体です。崇拝対象はこの国の王です」

  

  分かり易く言えば日本の戦前の天皇制と同じで、この国のトップが神自身であり国民は神に選ばれた選民とする思想の元成り立つ宗教で、一部過激派も存在する。

  そして展開上、一番最初に衝突する宗教でもあるので気を付けなければならない。


 「その次に、ランギル教です。この宗教は隣国に存在し、崇拝対象は女神アテナです」

  

  この宗教は隣国のレアルスタン王国に存在し、リブート王国に続いて人間が国家を形成する場所でもある。

  レアルスタン王国は基本的に女神アテナの教えに基づくもので、教え自体を簡単に言えば「他人を受け入れ、弱き者を守れ」という教えなので貴族や王は優しく、過激派は存在しない。

  ラノベでは主人公に協力的な面が強く出るので、三つの宗教の中では一番害の少ない宗教なので序盤からこの国と関係を持ちたいものだ。


 「最後は、邪神教です。この宗教は全世界に一定数存在していまして、崇拝対象は悪魔と魔王です・・・・・・」

  拳を握る音まで聞こえたエレナの顔は悔しげにそして悲しげでもあった。その感情が入り混じる空間に思案を入れる匠には、この世界の人間の事情などどうでも良く、興味や感情など一つも湧かない。


  邪神教は、エレナの説明通り悪魔と魔王崇拝を主にする宗教で、人間という存在は神の失敗作として産まれた存在として武力を基本に人間抹殺を目的とした「テロ宗教」だ。

  この宗教の恐ろしい所は人間に加担した人外も人間同様に抹殺の対象になる事だ、崇拝者の全ては人外で構成されている。

  世界各地で一定数いるのは、テロや監視を目的として人間に変装する人外がいるからだろう。勿論、世界で一番恐れられている宗教だ。

  

 「これで、宗教の説明は終了したいと思います」


 「あ、ありがと。助かったよ」

  我ながらこの設定で物語を進行して、後々面倒くさいなと思った事など前の世界ではなかったのだが、エレナからこの世界の設定を聞くたびに「設定を変えればよかった」という後悔の感情が沸々と湧いてくる。


 「他に聞いておきたいことはありますか?」


 「まだある。すんごい気になっていたんだが、最後の試練って一体なんだ? 俺は一斉聞いてないから内容も開始される日時も分からないし・・・・・・」

  それに最終試験であれば、なぜ対象者に伝えないのだろうか。最終試験であれば、内容は教えずとも試験日くらいは教えるはずだ。

  ラノベでは書かれていないこのルートオリジナルイベントなので、当然自分の記憶にアクセスしても出てこない。


 「あぁ、そ、それですね。でしたら近いうちに王国側から手紙が来るそうですよ」


 「了解した。それと試練が終わった後で無事にリブート王国民として認められたら、学校に所属することになるのか?」

  

  ラノベの設定だと主人公は学校に所属しているので、問題が無ければ学校に所属することになるのだがルート変更というイレギュラーを起こす異世界では何が起こるか分からない。

  ここは聞かないで先に進むよりも、解決できるものから進めていった方が事故になりにくいと過去のテスト前夜の疑問がフラグとなり赤点を叩き出した、中学の苦い思い出が脳裏に浮かんで後悔と感謝の両方が交差し始めた。

 

  そんな匠の矛盾にも思える思考など聞こえるはずもなく、エレナは水を一口飲むとその疑問に回答を提示する。


 「あなたの年齢が不明ですので、変わってきたりしますけど二十歳以下だと学校には行くことになりますが・・・・・・」


 「あ、そうだった! 俺教えてなかったわ!」

  今思えば、年齢も教えずにここまで来たことが不思議でならない。年齢不詳の男など日本では軽く職務質問されるレベルなのだが、この異世界でそのような事は今のところ起こっていないのは奇跡である。

  その奇跡を心の中で噛みしめながら堂々と言っておこう。


 「俺の名前は神崎匠、奇跡の十七歳にして、この世界でハーレムを築く男だ!」


 「十七歳ですね、分かりました。でしたら・・・・・・」


 「エレナ、言っておくけど俺は頭のおかしい人間じゃないからな、それだけは勘違いすんなよ!」


 「分かっていますから安心してください」


 「ああ、そう言ってもらうとこちらも助かる」

  万が一の誤解を事前に封じて、落ち着いたことろでエレナの声音が再び匠の耳を刺激した。


 「あなたに問題なければ、高等部に入学することにはなりますが・・・・・・」


 「が・・・・・・?」


 「それは、最後の試練をくぐり抜ければの話ですけどね」

  一瞬高校のワードが頭をよぎり、舞い上がった匠に右ストレートをお見舞いするエレナ。

  

  エレナは性格こそ女神だが難点は時々見せる貫通属性の弱点突きだ、これがまた天然で当の本人は気付かないお墨付きときた。

  作者とて万能ではない。恨むなら自分自身を、と言われている気がして匠は腹をくくるしかなかった。


 「・・・・・・だな。そんじゃ俺、もうそろそろ寝るわ」


 「まだ料理が残ってますよ、どこか体調が悪いのですか?」

 

 「いや、体調は悪くない。むしろピンピンしてるくらいだぜ? ただ単に食欲がないだけだから」


 「そ、そうですか・・・・・・」


 「ん? どうした?」

  立ち上がると同時にエレナの返答が返ってきたがその声音は下を向き、匠は疑問を本人に投げる。


 「・・・・・・おやすみなさい」


 「あ、あぁ、おやすみ・・・・・・」

  返ってきた言葉には何故か切なく悲し気な雰囲気が感じ取れた。

  普段とは違うエレナに少し戸惑いつつも匠はあいさつを返した。何気ない会話だったがそれは以前にも体験したことがあるような懐かしさすら覚える感覚でもあった。

  


       ♦  ♦  ♦  ♦  ♦  ♦  ♦

  


 「さて、寝るか」

  慣れないベッドの感覚に戸惑いつつ座ったまま匠は周りを見渡した。


 「外はすっかり暗くなちまったな、しっかし最終試練が何なのか分からずじまいかぁ~。だがこの世界の情報はだいぶ分かったし、今日は豊作だな」

  身体をベッドに預けて木でできた天井を見る匠は、これまでの出来事を少しずつ思い出していた。


 「確か、異世界に行ったとき早々ケルベロスに襲われてエレナに助けてもらったっけか」


  匠自身最初は、ケルベロスはライトノベルやアニメで出てくる雑魚モンスターだと思っていたがいざ追いかけられると、牙の鋭利さとかぎ爪の長さ、迫力などイメージと違う現実を突きつけられた異世界初日だった。


 「その後はラバンやらノルザとかキャラ濃い奴らが出てきたな」

  

  異世界ライトノベルやアニメではお馴染みの個性あふれるキャラクターが出てきたが、主人公はどうやってそれをまとめているのが気になるところではある。

  

 「これも、アイツのおかげか・・・・・・」

  こんな経験ができたのもエレナに拾ってもらったからだと思うと今では感謝しかない。本人には面と向かって言えないのが思春期にどっぷり浸かる者の弱点でもあり、青春モノが売れる理由なのではないかと今では理解ができる。


 「今度、お礼でもしなきゃな・・・・・・」

  

  思案が終わるとほぼ同時にドアをコンコンとノックする音が一室に響いて、匠は目を大きく見開いた。


 「夜分遅くに失礼しますエレナ・アイ・リブートです、起きてますか? 返事が無ければ入ります」


 「はーい。匠だ、まだ起きてるよ何か用か?」


 「非常に勝手だと思いますが、夕食の量が足りないかと思いましてあり合わせで夜食を用意させてもらいました」

 

 「え、マジで?」

  

 「はい、本当です。入ってもよろしいでしょうか?」


 「大丈夫だよ」

  冷静に言葉を返しているつもりだが、裏ではエレナに対して部屋に入られる羞恥心と親よりも気の利く行動に関心と驚きの両方が、頭の中で交互に絡まっていた。


 「では、失礼します」


 「ここが俺の部屋。エレナのチョイスが良かったのか今のところ不満な点は特に無いよ」

  一人部屋にしては五人くらいは入れそうな広さを兼ね備え、シャワー室まで完備されているのを見る限り不便という言葉は匠の口からは不満は出ないだろう。

  

  匠の満足げな顔をホッとした表情で見据えるエレナが口を開いた。

  

 「それは良かったです。夜食はどこに置けばいいですか?」


 「そうだなぁ~、とりあえず前の机に置いといてくれればいいよ」

  

 「分かりました」


  夜食がエレナの手で机まで運ばれるのを確認すると、匠はベッドに体重をかけて座ってそのままエレナに向かって緊張気味に話しかけた。


 「ああ、のさ・・・・・・」

  

 「な、何でしょうか?」


  慣れないお礼の言葉に固まって口籠る匠に、桜色の双眸がじっと見つめる。面と向かって自分の口から「ありがとう」が言えれば問題ない事だが、絶賛思春期通過中なのでそれは東大に受かるほど難しい問題だ。

  

  事実、匠は礼などされる側が多い。それは匠がラノベを執筆するたびファンレターを貰うことが多く、すっかりされる側の人間に染まってしまった訳だが・・・・・・


 「色々エレナには世話になっている部分も少なからずあるし、助けてもらった恩もあることだし」

  

  つまり――


 「・・・・・・ありがとな」

  

 「えぇ、こちらこそ・・・・・・ありがとう・・・・・・」

  

  これで最後になるかもしれないお礼の機会を遺憾なく発揮し、匠は再度言葉を噛み締めた。その言葉に満足したのか、紅に染まった髪が揺れるエレナの表情からは天使のような笑顔が辺りを包み込んでいた。


 「なんか、眠くなってき・・・・・・」

  疲れすぎていたのだろうか倒れるようにベッドに身体を預け、普段味わったことのない眠気が匠を襲った。それは全身に重りが付けられたまま水中に沈んでいくようなだるさに近く、そこには抗う意思を放棄させるほどの睡魔が陰のように離さない。

  

  その意識に翻弄されながら、エレナの「おやすみ」だけが唯一瞼を閉じる瞬間まで記憶に残っていた。

    

  

         ♦  ♦  ♦  ♦  ♦  ♦  ♦



 「嘘・・・・・・で、しょ・・・・・・?」


 「・・・・・・私は・・・・・・一体、何のために・・・・・・」

 

 「・・・・・・」


 「!!!!」


 「・・・・・・」


 「あなた・・・・・・、、、、、、、なの?」


 「・・・・・・ソウダ・・・・・・」


 「・・・・・・そ、ん、なァ、それじゃ、報われない、じゃない・・・・・・」


 「・・・・・・」

 

 「あなたの目的は・・・・・・?」

 

 「・・・・・・」


 「・・・・・・を食べなさい」

 

 「・・・・・・」


 「・・・・・・契約しましょう」


 「・・・・・・」


 「あなたは、私が犠牲になれば・・・・・・そう、諸悪である私を殺せば満足なのでしょう」


 「・・・・・・」


 「分かりました、此処に契約しましょう、・・・・・・・私がそれを肩代わりし、二か月の期間・・・・・・関わらない事とします」


 「・・・・・・」


 「分かっています、・・・・・・」


 「・・・・・・タノシミダ・・・・・・オマエヲコロセルコトニゼツボウ二ウチヒシガレルヤツノヒョウジョウガ・・・・・・」


 「・・・・・・愛しています」

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