表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君を護るために  作者: 野に咲く花
1/12

エピローグ ー英雄と呼ばれし男ー

頑張ります。

「おじさん!」


学校より帰ってきたリズは

ちょうどリビングのソファーの所に座った

大好きなおじさんの姿を見つけるなりそう言って

おじさんの胸に飛び込んだ。


「おかえり」


おじさんは微笑みながら飛び込んできたリズにそう言って

優しく頭を撫でてくれる。

リズはこの優しいおじさんの事が大好きなのだ。


リズの家は皇国において3大名門家と言われる侯爵家であり、

その侯爵家の一人娘であるリズは次期侯爵になる。

それゆえ両親も周りの使用人たちもリズには次期侯爵としての教育など

幼いころよりかなり厳しく教え込まれてきていて

現在思春期真っ只中のリズからすると両親や

使用人たちの気持ちは理解はできても、正直うざったらしかった。


そんな周りの大人たちとは違い

今、自分を抱きとめてくれているおじさんは

たまにしか屋敷には来ないが、来た時には

リズの喜ぶお土産を持ってきてくれたり

今みたいに優しく頭をなでてくれたり

リズを年相応の女の子として扱ってくれる

リズからすると唯一の大人で

おじさんがいる時だけはありのままの自分でいられた。


「ねぇおじさん!今日はどんなお話を聞かせてくれるの?

 今日もこの前の続きがききたいな!!」


隣に座ったリズの期待のこもった眼におじさんは笑いながら


「わかったよ、じゃあ今日は前の続きから話そうね。」


そう言って語りだした。









ここまで読んでくださり、有難うございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ