表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
病的依存デスガール  作者: レーゼ
凶悪な思想
48/75

膨れ上がる願望

メアリー視点です。

 ガイアが情緒不安定になってるのをみて、とじこもってしまってるのをみて。

ガイアが苦しんでいるにも関わらず、嬉しいと感じ、歓喜している自分がいる。


ガイアが誰にもあおうとしないことが嬉しい。

他のクズ共の目に、ガイアを映らせたくないから。


その綺麗で明るいその目に映るのは、私だけでいいでしょう?

私の目にも、ガイアだけが映ればいいのに。

私の視界をガイアで満たしたい。


「・・・いいこと考えちゃった」


例えガイアの心が壊れてしまおうと。

全人類がいなくなって、私とガイアだけなってしまおうと。


ガイアとならば、本望だ。











 ガイアとアルカード伯爵が話をしてる間、私はブラックとじゃれていた。

頭に響く声と話しながら。


<あの男はガイアをとりあげようとしてるのかもしれない>


まさか。

あの人は私とガイアの婚約を決めた人なのに?


<それに、あの男もガイアにとって『大切』な人間だ>


私だってむやみやたらに殺人なんてしたくないんだよ?

『あなた』は私に命令するだけでいいんだもんね。


<ガイアの『大切』な人は『メアリー』1人だけで十分>


・・・。


<誰もいなくなれば、もっと愛してもらえる>


<『メアリー』だけを>


『あなた』のいうことはとても魅力的だけど。

ガイアが壊れちゃうかもしれないよ?


<幸せならいい>


幸せ?

私とガイアの幸せ・・・。


<壊れたガイアは、愛せない?>


わかりきったことをきくんだね?

壊れたガイアを愛せない?そんなわけがないじゃない。


たとえガイアが快楽殺人鬼になろうが、精神破綻者になろうが、(いと)しいことに変わりはないの。

ガイアの姿が変わってしまっても、ガイアがガイアである限り、私の愛は揺らがない。


<そういうと思った>


<皆、殺してしまえ>


・・・声の言うとおりにした時のことを考える。


 べてが消えて、ガイアの居場所さえもなくなって。

ガイアに残ったものが私だけになったなら。

ガイアのすべては、本当の本当に、名実ともに私のものになる。


そう考えただけで目の前が明るくなった気がした。

高揚する。興奮してしまう。


私はガイアの不幸を望んでいる。

否、不幸じゃなくて幸福。

だって、ガイアも嬉しいよね?



<『ガイア』と『メアリー』が幸せになる為になら、どんな犠牲もいとわない>


 私と2人きりの時間が永遠に続くことは、ガイアも望んでいるはず。

ガイアを、周囲のウジ虫のようなクズ共から救ってあげたい。

はやく、一刻もはやく。


なのにそれをとめようとするクズ共がいる。


幸せを願うことはいけないことなの?


クズに人権も糞も必要?

クズに配慮しなきゃいけないの?


チガウヨネ?


幸せになりたい。心の底から。


ガイアをはやく、救出するの。

無償の愛で満たされたいの。



はやく。はやく、はやく。はやく、はやく、はやく。はやくはやくハヤクはやくはやくはやくはやくハヤクはやくはやくハヤクはやくはやくはやく!!!!!



もう、マチキレナイヨ?






呼応するかのように、ブラックがきゃんっと鳴いた。



メアリーのいいように解釈しちゃってますね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ