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病的依存デスガール  作者: レーゼ
異常な嫉妬
40/75

番外編¦パラレルワールド ~もしもレニーがヤンデレだったら~


※これはパラレルワールドです。


注意

・メアリーがヤンデレではありません

・レニーとメアリーは面識がありません

・ジルは生きています


「だぁ~れだ♪」

「…?」


突然、誰かに目隠しをされた。


「…メアリーか?」

「正解っ♪」


手が離れる。

やっぱり、メアリーだった。


「ねえガイア、昨日ガイアの友達って人にあったよ」

「え?誰と?」

「レニーさんとジルさんって言ってたよ。赤毛と緑髪の女の子」


レニーとジルか…。


「嫉妬しちゃうなぁ」

「なんで?」

「だって・・・もー、察してよ」


メアリーは頬を膨らませた。


「いわせないでよ…女友達がいたってこと教えてくれなかったでしょ?

結構親しそうだったし、どっちも美人だし…」


メアリーは顔をちょっと赤らめて、俺から目をそらす。

その姿が少し、可愛いなと思った。













 翌日、ナルガの家にいく途中でレニーとあった。


「あ、ガイアさん」

「レニー…」


レニーは微笑んだ。

その笑顔に、普段の温かい笑顔と違う何かを感じ、背中がぞくりとした。


「この前ガイアさんの婚約者の、メアリーさんにあいました」

「うん、聞いたよ。メアリーから」

「私、知りませんでした。ガイアさんに婚約者がいたこと」


レニーは笑顔のまま、歩み寄ってきた。


「政略結婚・・・・・・ですよね」

「・・・まあ・・・」


「メアリーさん幸せそうでした。・・・・・・本当に・・・羨ましい・・・」

「え?」


レニーは懐から手に持てるサイズの何かを取り出す。


「メアリーさんに、さっきもあったんです。あんまり幸せそうだから、ずるいと思っちゃって…。

 その幸せ、私にもわけてもらうことにしました」

「へ?」


 よく見るとそれは、果物ナイフだった。

しかも、その先端には紅いものがこびりついている。



「ガイアさんがいけないんですよ…?私に黙って婚約なんかして。

私は誰よりもガイアさんのことが好きなのに」

「え・・・!?」


驚く俺に、ふふふ、と笑うレニー。


「ガイアさんの周りに、ジルと私以外の女が近づけないように牽制(けんせい)してたつもりだったんですが・・・私の知らないところで婚約なんてしてたんですね」

「け、牽制?」

「はい。ガイアさんに近づこうとする女は皆、裏から手をまわして、密かに遠ざけました。

 ガイアさんに逆恨みする男も秘密裏(ひみつり)に、存在すら抹消しました。

 最近、ナルガをみないでしょう?」


冗談、だよな・・・?

「ナルガは、外国へ留学したってきいていたんだが・・・?」


「外国・・・そうですね。外国といえば外国です」

場所は天ですけどね、とつけたすレニー。


「まぁ、そんなことはどうでもいいんです。私がどれだけガイアさんを愛しているかだけわかってもらえれば。

 さぁ。2人で、誰にも邪魔されないところに行きましょう?」


話をおえたレニーは、今までみたことのない、狂気に満ちた笑みを見せる。

小さく笑い声をたてながら、硬直してしまった俺の唇に触れる。


「………レ、」


「怯えてるガイアさんも素敵♪」



レニーはくすりと笑い。


俺の首元にそっと、ナイフをあてた。


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