登場人物設定 ※ネタバレ注意
ネタバレあります。
・ガイア
本作の主人公。メアリーの婚約者。
頼まれると断れない性格。また、とても鈍感。どうしていいかわからなくなるため、女性の涙に弱い。自分のことを臆病で気弱であると思っている。
やや冷たそうな見た目と異なり、身内を大事にしている。
厳しくも人格者な父親と、温和で社交的な伯父を尊敬している。
見た目¦身長170~175センチくらい。黒髪に黒い瞳で、やや目つきが鋭い。レニー曰く整った顔立ちであるとのこと。
年齢¦16~19歳。
・メアリー=ウェネフィー
ガイアの婚約者であり、ガイアを病的なまでに愛している。公爵の1人娘で、箱入り娘である。
ガイアのことになると見境がない。
時に辛辣であり、黒い一面を持っている。
母親の形見である銀のナイフを、護衛用にと常に身につけている。
見た目¦身長158センチで、小柄。臀部までのびた長髪に、猫のような瞳孔の目をしている。非常に整った顔立ちをしており、人形のようと形容される。
年齢¦不明
・レニー=グレイディ
ナルガの従妹で、ガイアに思いを寄せている。
ジルやガイアいわく嘘がつけない性格とのこと。家庭的で献身的。犬や猫や、鳥と言った動物が好き。
見た目¦赤毛でゆるくパーマがかっており、腰よりやや短いくらいの長さ。背はメアリーよりやや高い程度。大きな黒い目をしている。
年齢¦16歳
・ジル=グリー
ガイアに思いを寄せている。本人は隠しているつもりだが、感情を隠すのが苦手なために、周囲にはばれている。気づいていないのは本人くらい。
双子レベルに瓜二つな妹がいる。
見た目¦薄めの緑色の、肩につくかつかないかくらいの長さの髪。それと同色の目。
・ナルガ=グレイディ
レニーに思いをよせている。
酒を愛し、短気で大雑把な性格。
見た目¦がたいがよく、筋肉質。メアリーいわくにきび面で長身。
年齢¦20歳前後。
・ジナ=グリー
本作唯一の純情乙女。
ジルの妹で、ガイアからもらったルビーの髪飾りをいつもつけている。ガイア達は髪飾りをつけているかいないかで2人を判断している。
丁寧な話し方をし、落ち着いているので年齢より上に見られがち。
見た目¦ジルと瓜二つ。若干ジルより小柄。
年齢¦16歳くらいに見えるが13歳。
・アンマリー=グレゴリー
ウェネフィー邸の使用人長。使用人の纏め役。
マイペースで飲酒好き。口が軽いのがキズ。
亡き父は画家であり、本人も絵を描くのが趣味。芸術家としてもやっていけるほどの腕前である。
見た目¦茶髪のサイドテール
年齢¦20歳
・アルカード伯爵(スザク=アルカード)
ガイアの尊敬する伯父君。社交上手で平和主義。ウェネフィー公爵婦人(メアリーの母)とは幼馴染で、かなり信頼されていた。
ガイアの父である兄とは実の兄弟であるが、容姿の面ではまったく似ていない。
見た目¦爽やか。若々しく、20代後半と言っても通じる。
年齢¦36歳
・ガイアの両親
父は冷静で厳しいが人格者。弟であるスザクと違い、威厳を感じる見た目。
母とは典型的な政略結婚だが、2人共ガイアを愛し育てた。
・シモーヌ
女傭兵。フィドの部下でありグリー卿に雇われた。美人。
・ミランダ
女傭兵。フィドの部下でありグリー卿に雇われた。筋肉質で大柄。
・フィド
傭兵団長。荒くれ者を見事にまとめあげている。
・ウェネフィー公爵(バッシュ=ウェネフィー)
メアリーの実父。少女嗜好のケがあった。メアリーがガイアと婚約した数ヵ月後に、妻と共に行方知れずとなる。
・グリー卿(ジーク=グリー)
ジル、ジナの実父。資産家であり、何もかもを損得勘定で考えてしまう。
実の娘達に愛情はなく、死んだところで損をしたと悔しがることはあっても悲しみはしない。
・レウス=グレイディ
ナルガの兄。騎士団に所属している。