逃走、出会い
「幻術」!
幻術
幻術師系統の職業や素質がある者が入手できるスキル。レベルが上がると相手の耐性を貫通したりより強力な物をかけられる。
「グ…ガァ…?」
「緋色の大鬼」には2人が歪み、景色に溶け込んで見えた。幻術は近距離の戦闘には向かないが距離を取ればその効果は増す。
「怯んだ!今のうちに!捕まって!」
「え、えぇ」
少女逃走中…
「はぁ、はぁ、なんとか逃げ切った…」
「それにしてもいきなり出てきたわね。でも幻術が有効とわかったらもう怖くないわ!」
「多分だけどそういう風にはいかないと思う。熟練度でスキルのレベルが上がった、ってことはスキルを取得することも出来るかも。それで幻術に耐性を持たれたらどうしようもないよ」
「確かにそうね…とりあえずポイントを振りましょうか」
ヨウム 半人半霊 LV3
HP 216/216
MP 72/72
攻撃 126
防御 126
敏捷 126
器用 108
魔力 36
対魔力 36
職業 双剣士レベル4◇
スキル 双剣術レベル1、剣術レベル2、棒術レベル1ステータス強化ランク1レベル2、HP自動回復レベル1
スキルポイント:3
職業ポイント:5
ウドンゲ 玉兎 LV3
HP 180/180
MP 246/252
攻撃 72
防御 72
敏捷 108
器用 144
魔力 324
対魔力 324
職業:幻惑師LV4
スキル:ステータス強化ランク1レベル2、鑑定レベル1、アイテムボックスレベル1、幻術レベル1、挑発レベル1、MP自動回復レベル1
スキルポイント:3
職業ポイント:5
『双剣術のレベルが2になりました』『MP自動回復を取得しました』
「職業ポイントを双剣師に振って…」
『双剣師のレベルが5になりました』『スキルの可能性が広がりました』『双剣術、剣術のレベルが1上がります』
「ん?なんか今『スキルの可能性が広がりました』って…それにスキルのレベルも上がった。」
「そのまま受け取るなら取得できるスキルが増えたってことでしょうね」
「なるほど…?よくわからないけど悪くは無いよね!」
「じゃあ私は幻術師と幻術のレベルを上げようかしら」
『幻術のレベルが2になりました』『幻術師のレベルが5になりました』『スキルの可能性が広がりました』『幻術、挑発のレベルが1上がりました』
ヨウム 半人半霊 LV3
HP 246/246
MP 82/82
攻撃 144
防御 144
敏捷 144
器用 123
魔力 41
対魔力 41
職業 双剣士レベル5◇
スキル 双剣術レベル3、剣術レベル3、棒術レベル1ステータス強化ランク1レベル2、HP自動回復レベル1、MP自動回復レベル1
スキルポイント:0
職業ポイント:0
ウドンゲ 玉兎 LV3
HP 205/205
MP 287/287
攻撃 82
防御 82
敏捷 123
器用 164
魔力 369
対魔力 369
職業:幻惑師LV5
スキル:ステータス強化ランク1レベル2、鑑定レベル1、アイテムボックスレベル1、幻術レベル3、挑発レベル2、MP自動回復レベル1
スキルポイント:1
職業ポイント:0
「私は魔力が高いから幻術以外にもできれば攻撃用の魔法が欲しいわね。あるかどうかはわからないけど、魔理沙達が攻撃用の魔法を使えたってことは存在はするのかしら」
「剣術と双剣術のレベルが高いけど剣が無いから宝の持ち腐れだね。どこかで見つけないと」
「じゃあレベル上げを再開する?」
「うん!」
少女達移動中…
「あ!あそこでモンスター同士が戦ってる!」
「本当ね。アイツら同士で戦うこともあるのね」
「片方は大きい鉈みたいなのを持った二足歩行の豚で、もう片方は…逃げてる?」
「なんかあの赤い溶けた金属みたいなヤツの鑑定ってできる?」
「ちょっと待ってね…」
ブロンズスライム LV 2
HP 2/6
MP 60/60
攻撃 20
防御 600
敏捷 300
器用 240
魔力 10
対魔力 500