第2話 水晶の導き
メルの名前を口から出した途端、ルシアナが俺の腕から少し体を離していた。
「そっか、あの人が待っているなら仕方ないね」
「悪いな…。」
表情を暗くしたルシアナは再びスープを口に運んでいた。
「この宿も寂しくなるわねぇ。」
「だなぁ。せっかくの常連客なのによ」
「まだ言ってるんですか、それ」
俺はこの宿に泊まり初める前の記憶がなく、宿の人達を自分の家族だと勝手に思っていた。
家族なんてしらなきのにさ…なにやってんだが…。
「まぁな、お前さんがいなきゃ他の冒険者達がここに立ち寄らないじゃねぇか」
「俺を客引きの材料にしないで下さい!」
ハァハァハハ!
大きな笑い声と共にピコットさんは、カウンターの奥に消えて行った。
「あの人たら…仕方ないわよね……。」
「ですね………。」
外から誰かが泣いている声が聞こえてくる。
これは多分ピコットさんだろう。
ルシアナが、大怪我を負った時も聞こえてきた泣き声である。
それだけ俺を思ってくれているのだろう…。
「さてと、上で準備してきます」
言い残し、その場を後にした。
ギィィギィィ鳴り響く階段を上がりきり自分の部屋に帰ってくると、部屋の中心には記憶のクリスタルが宙に浮いている。
なんだこれ、水晶が独りでに浮いてるだと?
水晶が俺の事に気付いたのか、独りでに光り始めるとそ光が俺を包み込んだ。
なんだ……これは………眩しい………!
どもども
なんか、f●ぽいですが、きにしないでくれたまえ
水晶をクリスタルと書いていたが、修正したw
光のお父さんの影響やばいですねーw




