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中村くんは超絶普通な高校生活を送りたい!  作者: 春夏 秋冬
第1章 凛の完璧高校生活
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凛の完璧高校生活9

「中村くんは超絶普通に高校生活を送りたい!」は、普通が好きな中村(なかむら) (りん)が、五月女(さおとめ) (めい)との部活動でへとへとになるお話しです。


是非読んでコメントに感想を書き込んでください。よろしくお願いします。

 五月女さんは何か言いたそうに俺の表情を伺っていた。


 「どうしたの五月女さん?」


 「鍵を閉めた人に心当たりがあるの」


 ……じゃあさっきは「わたし、気になります」ではなくて「心当たりがあるの」って顔だったのか。腕が落ちたな俺。


 「それは誰?」


 「一概に誰とは言えないの」


 「どういうこと?」


 「私は自慢ではないけれど成績優秀でスポーツもできるほうだったのよ。中学校の時は、クラスの女子のヘイトを集めていたわ」


 「だから、五月女さんに嫉妬した人が閉めたと」


 「ええ……」


 「それはない」


 「?……どうして?」


 「この学校には、それぞれの教室ごとに鍵が二つずつある」


 「それは私も分かるわ。鍵を借りに行く時に見えたの」


 「生徒はその二つある鍵の一つ目しか借りることはできないんだ」


 「つまりどういうこと?」


 「つまり、鍵が二つある場合は鍵を借りることができるが、誰かが鍵を借りてひとつしか鍵が残っていない場合は、生徒は借りることができないんだ」


 「そうだったのね。でもどうして分かるの?」


 「この間その理由で鍵を貸すことを断られたんだ。なんでも、先生用にひとつ残しておかなくてはならないらしいんだ」


 「だったら一体誰が鍵を?」


 しばらくして俺は口を開けた。

「中村くんは超絶普通な高校生活を送りたい!」をご覧頂きありがとうございます!!


投稿は不定期ですが、次回もお楽しみに!!

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