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中村くんは超絶普通な高校生活を送りたい!  作者: 春夏 秋冬
第2章 凛の愉快高校生活
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凛の愉快高校生活2

「中村くんは超絶普通に高校生活を送りたい!」は、普通が好きな中村(なかむら) (りん)が、五月女(さおとめ) (めい)との部活動でへとへとになるお話しです。


是非読んでコメントに感想を書き込んでください。よろしくお願いします。

 部活動とは、早朝練習以外は放課後に活動する。


 つまり、部活動は行うにはまず、いくつかの試練(授業)を乗り越えた者のみに許された活動である。


 ……授業、めんどくさい。


 俺はぼんやりと教室の扉の方を眺めていた。


 次は国語か……


 ガラガラ


 国語を担当している佐原先生が教室に入ってきた。


 佐原先生の腕には沢山の本が抱えられていた。恐らく昨日文芸部の部室から持っていったものだろう。


 あんなに沢山何に使うんだ? 俺はそんな疑問を持って授業に取り組んだが、俺たちが一瞬の間だけ監禁されたことと引き換えに得たその大量の本は……特には使わなかった。


 なぜ持ってきた?


 俺には新たな疑問ができてしまったが、すぐに忘れるであろう。


 放課後になり、部室に入るとそこには既に佐藤と佐藤の幼馴染であろう人が来ていた。


 「ねぇ凛くん」


 「この人たちが、昨日あなたの言っていた友達?」


 「ああそうだ」


 「そちらの男子は佐藤 信だ」


 「よろしく信くん」


 「佐藤こちらが文芸部の部長の五月女 明さんだ」


 「よろしくめいさん」


 「で、そちらの女子は……実は俺も初対面だ。佐藤の幼馴染らしいが」


 幼馴染って女子だったのか。


 「二人ともこの子は……」


 佐藤の声を上乗せするように、座っていたその女子は勢いよく立ち上がった。


 「我は選ばれし深淵の創設者……その名も、ファウンダー・オブ・アビス!」


 そう言った女子を佐藤は無視して続けた。


 「彼女の名前は新井 花音ちゃんだよ。みんな仲良くしてあげてね!」


 「あ、新井さんよろしく」


 五月女さんは「今のは何?」と言いたげな表情を俺に向け。


 佐藤はいつも通りのニコニコ顔で座っており。


 ファウンダー・オブ・アビス(新井)さんは赤面しながら硬直していた。


 俺は国語のときにできた新たな疑問なんてどうでもよくなっていた。

「中村くんは超絶普通な高校生活を送りたい!」をご覧頂きありがとうございます!!


投稿は不定期ですが、次回もお楽しみに!!

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