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凛の完璧高校生活13
「中村くんは超絶普通に高校生活を送りたい!」は、普通が好きな中村 凛が、五月女 明との部活動でへとへとになるお話しです。
是非読んでコメントに感想を書き込んでください。よろしくお願いします。
彼女は空いたままの口を閉じずに俺のことを見つめていた。
「? どうかした?」
「いえ、その、驚いて」
「驚く?」
「ええ 本棚のことだとか、補聴器のことだとか」
「優れた観察力と推理力を持っているのね」
「私には無いものだから……羨ましいわ」
「そうか?」
「俺は優秀な成績や優れた運動神経の方がいいと思うんだがな」
「みんながそう言うわ…… 私はこんなことより大事なものがあると思うのだけれど」
「気に触ったか? ごめん……」
「いえ そういうことではないわ」
「ただ、優秀な成績や優れた運動神経を持っていてもそれだけでは、何か……虚しい」
そういうものなのか。
人には色々な意見があるが、彼女がこう言うのだからそういうものなのだろう。
「……」
「もう時間だ。帰ろうか」
「そうね」
五月女さんは家が俺と真反対だということで学校をでてすぐに別れた。
「中村くんは超絶普通な高校生活を送りたい!」をご覧頂きありがとうございます!!
投稿は不定期ですが、次回もお楽しみに!!




