私たちカップル
第1章
『私たちカップル♡』
ー2年前ー
中学3年生の時のこと。
わたしサヤカは中学1年生からずっと仲良くてクラスも一緒のハルトに呼び出された。
...なんだろう??
と思いながら指定された図書室に行くとハルトが一人でいた。
ガラガラ
『あ、ハルト、遅くなってごめんね!
それで...どうしたの?』
わたしがそう声をかけると、顔を赤らめたハルトがこう言った。
『俺、入学してからサヤカが好きだったんだ。
こんな俺と付き合ってほしい』
...え...
ほんとに驚いた。
こんな風に言われてとても嬉しかったの。
だってわたしもハルトのこと気になってて好きだから♡
『実はわたしもハルトのこと好き』
『え、それ、ほんと?』
『うん...』
『じじゃあ返事は...』
『もちろんOKだよ。ハルトありがとう』
『え...ほんと...ありえねぇ。
嬉しすぎるぜ』
そう言って喜んでくれたハルト。
それからわたしとハルトは付き合い始めた。
ー2年後ー
あの日から2年経った今でも私たちカップルの仲が良くて中学一年生の時から変わらない仲の良さ!
周りの友達からも
『サヤカは未来のハルトのお嫁さんだね!』
『二人、ほんと憧れる』
と『仲良しカップル』で評判らしい
『ねぇハルト今日どこ行く?』
『そうだなー この前オープンしたおしゃれのカフェ行こうぜ』
『いいね!わたしも行きたいって思ってた』
『サヤカとは以心伝心だな!じゃあ行こうぜ』
『うん』
ハルトとは行きたい所が一緒だったり趣味が合ってたりしてるかも笑
今のわたしにはハルトしかいないんだろうな〜って日々思う
『んー!パフェ好き!美味しい♡』
『サヤカはいつもパフェ食べてるな!飽きないの?』
『甘いもの好きだから毎日食べても飽きないの!
ハルトもたべるー?』
『ん、たべる!...うまい!』
『ほらね』
食べ物の好き嫌いも価値観も驚くくらい一緒なの。
これほど合う人はいない
ハルトとは運命の出会いかも笑
思う存分ハルトとの毎日を楽しんでるわたし
だからこそまだあんなことになるなんて思いもしなかった。