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厄介者と主人公⑥
ゴクン
…ん?
何かを飲み込んだ音が正面から聞こえたような。
目の前の蘭を見ると何やら見覚えのある赤の中に黄色のでマークが描いてある入れ物を手に持っていた。
いつの間に…
ふと嫌な予感が脳裏をよぎり書類に目をやる
「って、あぁ!!」
「ど、どうしたんだ!??」
俺としたことが重要なことみをとしていたようだ…
大事な書類にだか無造作にガシッとつかみ蘭の目に入るように持っていく。
「…見てみろよ!書類が油でギットギトじゃねーーか!!」
「えぇ!?…まぁ構わんじゃないか!言われた通り仕事は終わらしたんだ!」