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断罪



ジャンヌ・ダルクを目指したつもりが、どうしてこうなった




 裁きの場の真ん中で、娘がぽつんと立っている。周りを見渡すまでもなく、味方になってくれそうな者はいない。いるのは厳めしい顔つきの聖職者と、玉座に座った教皇だ。

 1人だけ、この裁判の長である教皇が娘の罪状を読み上げた時に暴れ出したが、すぐ取り押さえられた。

 そんな光景を視界の隅でぼんやりと見つめながら、娘は鮮やかに色づいた記憶を回想する。


 ――――後悔はしていない。たとえあの日々を通して今の自分がいるのだとしても。


 自分を認めてくれた仲間。最初こそぶつかり合ったけど、一緒に笑い合えるようになった。――――彼らが私の世界だった。

 思い出にしがみつくように、娘は瞼を閉ざす。


 やがて判決が下された。




ちなみにタイトルにあまり意味はありません!!(公言することじゃない)


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