表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
70/86

第70話 武器のメンテナンスをしておきましょう


騎士団の騎士たちは、ほとんどの人がピカピカな剣を持っている。

だけど、従者となるとそうではない。


だいぶガタが来た剣の人も多い。


「だけど、給金も決まっているし、新しい剣はとても買えない」


こんな悩みがあるみたい。

この時代は装備は自分で賄うのが原則だ。

自分の給金から剣のために積み立てしている人も多い。


だけど、騎士の人はこんなことを言う。


「でも、良い武器があると戦力もあがるんだよね」


お金があればすべて解決・・・でも、それがない。



現実はそんなもの。

だいたい剣ってべらぼうに高い物。


金貨20枚とか平気でしてしまう。

だから同じ剣を10年も使っている従者も多い。



「その悩み。アリサが解決してあげましょう」


剣を錬成するのは、まだ不安定で失敗が多いけど、錬成ではなくメンテナンスならそれほど難しくないはず。



たった1日で新品同様。

錬金畑なら、そんな夢のようなことができてしまう。


だから、錬金畑に遊びに来よう!


あ、なんか、ハワイアンセンターの広告みたいになってしまった。



「まずは、ここに剣を埋めてくださいね」


そういうと、自分の剣を畑の畝にそれぞれ埋めていく。


最初の50人分だから畝の数にして5畝だ。



その上には、強剣草を植える。

新品同様なピカピカの剣のイメージをアリサが強剣草に伝えていく。


そして、初級ポーションを肥料として与える。

これで完了。


後は1日待つだけだ。



翌日。


一本づつ、強剣草を抜いてみる。


「ほら、キラキラでしょ。新品同様になったぞぉー」


新品みたいな剣を振り上げると、集まった50人が歓声を上げる。


「わお。ポロ剣が新品になったぞ。錬金畑、すげーな」

「俺のも新品だ。どんな敵だって、こいつがあれば負けはしないぞ」


50人が新品の剣を手にすると集団としてもテンションがあがる。

やる気まんまんな、騎士団になっている。


「では、次の人と変わってください」


次の50人が入ってきて昨日と同じ作業を指示する。

これを6日間続けると騎士団の剣はすべてぴかびかになる。


誰も気づいていなかったけど、これらの剣。

ただ新品になっただけではなく、強化もされていたのだ。


すごく変化した訳ではない。


「なんか前より使いやすくなった気がする」


その程度の違い。

だけど、実戦になると、そのちょっとした違いが生死を分けたりする。


武器強化でも、アリサは騎士団のお役に立っていたのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ