華麗なる人生
結局のところ華麗なる人生なんて自分には似つかないのは分かっている。誰にも迷惑をかけぬよう謹んで生きていたいと思う裏腹に誰かに自分を認識していてほしいという承認の欲求。
相反する二つの事柄を抱えて矛盾しながらも生き長らえる。期待されていないとしても頑張ってしまう、そんな自分が情けなくなる。
昨日も今日も明日も明後日もその先も幸せでいたいなんてそんなわがままがまかり通るわけもない。それも分かっている。昨日はついてなかったから今日は幸せか、なんて考えるまでもない。時間だけはただ平等に、平等に流れていく。
でも明日くらいは少し頑張って幸せになりたい。