フリー台本 1人芝居 大切な人
「」メインセリフ レアン
『』主人公セリフ 読まなくていい
※ 状況説明
傷だらけのレアンを拾って治療しながら一緒に旅をしている。レアンは主人公と一緒にいれてとても幸せ。
「今日は暖かいですね。こんな日は昼寝をするに限ります。」
『そうだな、でもその前に傷の消毒だ。』
※少し顔を赤くして俯く
「うっ、傷の消毒ぅ……。レアンはこれが苦手です。」
『どうして?初めて会った頃は普通に傷を見せてくれたのに。』
※お腹の傷を見せながら
「最初の頃はとにかく生きるのに精一杯でしたし、何も考えずにいられました。でもやっぱり、改めて考えると恥ずかしいです……。」
『でも自分じゃできないんだろ?』
※痛いところを突かれたという顔
「うっ……えっと、その。……本当はレアンもできます。でも、やって欲しくて。レアンにいっぱい構って欲しくて。……だってレアンの傷が治ったら、どこかに置いてまた一人で旅をするんでしょ?だからそれまではレアンのことを見て欲しいんです……。」
『僕はレアンのこと置いてくつもりはないよ。』
※はっとした顔で
「レアンのこと、置いて行かないんですか。本当に?だってこの前、一人でも生きていけるようにってレアンにいろんなこと教えようとしてたじゃないですか。」
『純粋に教えてあげようとしただけだよ。何も知らないみたいだし。』
※勘違いで恥ずかしがって
「な、何も知らないなんて事は……多分ありません。多分……。」
『じゃあこの薬草の名前言ってごらん。』
※難しい顔で
「その薬草は、「あれ」ですよね。いつもレアンの消毒に使ってくれている「あれ」。えーっと……待ってください今思い出します。……エルダーフラワー?」
『残念ペチュニアでした。』
※悔しそうな顔で
「ペ、ペチュニア?そんなのありましたっけ?」
『でも、たしかにこの前使ったのはエルダーフラワーだね。』
※嬉しそうな顔で
「この前の薬草がエルダーフラワーなんですか?なら、半分正解みたいなもんなんじゃないでしょうか!」
『そんな訳ないでしょ。』
※がっくり肩を落として
「そ、そんなわけないって……そこまで言わなくてもいいじゃないですか。」
『ていうか、消毒自分でできるならなんでしないの?恥ずかしいんでしょ?』
※照れたような、困ったような顔で
「だから、レアンに構って欲しいんです。自分で消毒できるけど、恥ずかしいけど、構ってくれないと嫌なんです。」
『はいはい分かったよ。』
※開き直って
「分かればいいんです。」
『消毒終わったよ。』
※少し寂しそうな顔で、声は元気に
「ありがとうございます。やっぱりあなたは手際がいいですね。」
『そうかな? レアンも慣れたらこのくらいだよ。』
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※昼寝したり移動したりで夜を迎える
※二人で一緒に寝るテントを張る
「よいしょっと。ふう、どうですか?レアンはテントを張るのが上手になったと思うんです。」
『うん、すごく上手になったよ。やればできる子だね。』
※主人公に頭を撫でてもらう、顔が一気に赤くなるが、暗いので気づかれない。
「えへへ、いい子ですか?」
『うん、すごくいい子だよ。』
※顔が真っ赤になる
「あなたにそう言ってもらえるなら、レアンは何があっても隣にいます。」
『ありがとう、嬉しいよ。』
※少し無言の時間が流れる
※空気を変えようとして
「ご飯作りましょうか。お料理はレアンの方が得意ですからね。」
『僕は食べ物に無頓着だからね。レアンのおかげで身体が丈夫になった気がするよ。』
※優しく微笑む
「お料理は身体を作る大事なものですからね。あなたには頑丈でいてもらわないと。準備をするので、火を起こしておいて貰えますか?」
『うん、やっておくよ。』
「はい、お願いします。」
※ご飯の準備ができた
※主人公が美味しそうに食べるのを幸せそうに眺める
「ふふふっ」
『どうしたの?食べないの?』
※優しい笑顔で
「食べますよ。ただ、レアンは幸せだなあって思ってただけです。村にいた時と比べたら大変な生活ですけど、あなたと一緒にいられるなら、レアンは世界一幸せ者です。」
『僕とずっと一緒でいいの?』
※混じり気のない笑顔で
「ずっと一緒がいいです。」
『僕もだよ。』
※二人で微笑み合う




