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6章 後悔と出会い

読んでいただいてありがとうです。今回は少し納得いかないです。もっと自分に文章力があれば…

 しばらく無我夢中で走ったが身体が悲鳴を上げていた為ナナを下ろすと『何があったんですか?』当然の質問をする。


 息を切らしながら『助けた奴らに殺されそうになった』それを聞いたナナは驚き何かを確認するように聞く。


『首から何かぶら下げてました?』質問の意図が分からず聞いてしまう『どうして?何か関係あるのか?』『冒険者だと身分証明のドッグタグがあるんです』


 なるほど言いたいことは分かったが多分着けて無かったような?『多分無かったと思う』『そうだとすると野盗か傭兵かもしれないです』それを聞いて余計助けるんじゃ無かったと後悔と怒りが湧いた。


 唐突にナナが訪ねて来る『バル様?さっきから気になっていたんですが…』心配そうに俺を見て『背中に矢が刺さってますけど痛くないんですか?』そう尋ねてくるが言葉は理解出来るが意味が理解が出来なかった。


『マジで?』『マジです!』嘘だろ?マジか?死ぬ?混乱していると『バル様背中を見てもいいですか?』ナナに言われ背中を見せる『矢筒に刺さってはいますけど、血は出て無さそうです』


 それを聞いて背負っていた矢筒をゆっくり下ろすと一緒に刺さった矢も付いて来る矢筒の中を確認するとほとんど折れて使い物にならない状態だった。


『よかった―』『助かった―』二人同時に言葉が出る。


 安心したのか急にナナが泣く『バル様が死んだらまた私は…』過去に何かあったのか申し訳なくなり『ごめんな今度からは安易に行動しないしナナの助言も聞く』そう言って背中をさすってやる。


 ナナは言動が大人びているがまだ子供だったなと反省していると『バル様は私を見捨てないですよね?』目を見て聞いて来る『ああ見捨てないよ』ポッチにも守ると約束したしな。


 返事を聞きナナは涙を手で拭き後ろを向き『…の約束ですよ?』と小さい声で言うが最初の言葉が聞き取れなかったがああと返事をする。


 さっき野盗たちに投げたコンパウンドボウを消えるように念じる、これで悪用はされないだろうと思いナナを見ると落ち着いたようだった。


『ナナさっきの奴らが追いかけてこないと限らないから先に進もう』手を伸ばすとナナは俺の手をつかみ立ち上がる。


 少し休憩したが身体は限界だった『結構歩いたがもうそろそろ町とか村に着いてもいいだろ?』疲労と眠気と空腹でイライラが募り独り言が増える。


 街道らしき道に何回か出たがさっきの奴等と出くわしたくなかったため迂回したことを後悔していると『バル様すみません私もう歩けません』とナナは止まり膝を地面に突く。


 後ろに引き返しナナに近寄り『ごめんなナナもう少しだけ歩いて何も無かったら野宿しよう?それまでおんぶするから』俺が街道を避けたせいでこんな森で迷子になった事を後悔する。


 ナナに背を向け腰を落とすとナナは背中に掴まったが疲労が限界なのか立てない状態が続き、踏ん張って立とうとするが身体が言うことを聞かない。


『ごめん俺ももう立てないみたいだわ』苦笑しながら言うとナナからは返事が無くいつの間にか寝ていたようだった。


 ナナを横にし隣に座っていると奥からこっちに向かって来る複数の物音がする。


 まさかさっきの野盗どもか?それとも魔獣か?ナナを起こそうと体を揺さぶるが全く起きる気配が無く、相手の足音と物音だけが近づいて来る。


 武器生成でスペツナズナイフを生成しナイフを音がする方へ向ける。


『ん?同族の匂いがしたから見に来たのに人間かよ!』そう吐き捨て犬の獣人が手に持っていた木の棍棒を振り上げる『待ってくれ!敵じゃない!武器は下ろすから!』デジャブを感じながらナイフを下ろす。


 犬の獣人は驚き攻撃は止めたが警戒はしている『おいおい!人間が俺らの言葉を喋ってるぜ!』笑いながらそう言って『おーい!皆大丈夫だ来い!面白いのが見れるぞ!』そう言って仲間を呼ぶ。


 茂みから犬の獣人がぞろぞろと姿を現すそこに村長に似た犬の獣人が前に出て来る『おいジョー!何故殺さん?』ジョーの棍棒を奪い取ろうとする『待てってオヤジこいつ俺らの言葉を喋るぜ?』俺を指差す。


 村長に似た犬の獣人が喋る前にこっちから切り出す『俺は東でポッチや村長が居た村に居た!村が人間に襲われ勇者の存在を知り西の村に伝えに行く途中の河でゴブリンに襲われ俺とこの子がはぐれた』


 少し場が静かになるが最初にジョーが喋り出す『ポッチだと?あいつまた鍛錬もせず森で親探ししてんのか?どうせあれだろポッチに拾われたんだろ?お前ら』


 ポッチの知り合いだと分かり安堵すると『おい人間!兄者は無事なんだろうな?』凄い形相でジョーにオヤジと呼ばれていた犬の獣人が聞いて来る『すみません分かりません』俺の言葉を聞き怒り出す『クソ今すぐ村に戻るぞ!』


『ダメです!村長!』ハルに似た顔で白い服を着た犬の獣人が力強い口調で言う『うっ!祈りの巫女様…兄者が来ようとしてるんだぞ?』急に弱々しくなる『ダメです!それに…』祈りの巫女が俺をじっと見つめる。


『強い祈り?何故あなたから妹の祈りが感じるの?人間嫌いの妹がなぜ祈りを?』グイグイと詰めるように聞いて来る『はぐれる前にハルさんから祈って貰いました。あと今言うのもあれですが自分は神の使徒らしいです』


『神の使徒?何言ってんだこいつ!』ジョーがそう言って村長の弟とジョーが笑いだす。


『黙りなさい!』祈りの巫女が声を張り上げ静かになると続ける『貴方は本当に使徒様なの?何故妹の名を知っているの?』そう訊ねて来る。


 全部話した方が楽だと思い今までの事を話す事にした。


 気付いたら森に居てそこでポッチに出会って村に拉致され村長に尋問され祈りの巫女であるハルに合わされ神の使徒だと言われ、祭りをしたら勇者に奴隷落ちされた野盗冒険者に襲われ勇者の存在を西の村に伝える途中の河ではぐれた事を伝える。


『先程はすみません失礼な態度とバカ村長とバカ息子が迷惑を掛けました!』二人の首根っこを掴み三人で頭を下げる。


『いや謝らないで下さい!村長から聞きましたけど平和に生きて来たあなた達に酷い目を合わせて来たのは人間側ですから』俺の言葉を聞き、祈りの巫女は膝を突き『無礼な態度をとった私達を許して下さるのですねなんと寛大な』


『許すもなんも…あ?え?』そこで遂に限界を迎え気絶するように倒れる。

この辺から内容がグダグダになるかもです。

前回出て来た馬車の件はテンプレなら商人のお偉いさんで助けて貰って命の恩人感謝永遠にだけどそんな運よく出会うか?てか助けて貰うが感謝だけ言ってそれじゃあまたねって言ってどっか行きそう。

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