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異世界転移したが俺に女神なんていない  作者: れみん
帝都

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番外編 慌ただしい数日

読んでいただいてありがとうございます。これはバルが監獄に行って帰って来る34章~40章の物語をポッチ目線で軽く書きました。

マジで軽くなので…特に伏線になるような物はないはず…なので軽く読んで下さい。

 俺が住んでいた家とは違う材質の家、土でも草でも木でもなく、岩にしたら整いすぎている、そんな場所で使徒様から教えて貰った、そふぁーなるもの。


 草を敷き詰めてもここまでふかふかではない、最初は警戒していたが、今ではここで横になるのが至福であり日課になっている。


 そんなある日、使徒様が人間に連れて行かれ居なくなり、状況を知ろうとしても言葉が分からず、どうしていいのか困惑する日々を送った。


 だが、その日から大きく様子が変わったのは子供達の一番大きな子だった、いつもは小さい子供達をまとめ面倒を見ていたので、俺が何もしなくてもよかったのに、外に出て家に居る時間が少なくなり、夜になると帰って来る。


 俺は外に出る事も出来ず、子供達を連れて毎日苦手な人間に手を引っ張られては家の色んな場所に連れられ、撫でられる。


 隙をついてはいつもの場所に戻り、子供達を苦手なあの人間に任せて、そふぁーで寝る事が安らぎであり、至福であり、落ち着ける場所となっていた。


 それから使徒様が帰って来ないまま、数日が経ち、いつもの様に使徒様が帰って来ることを願い、そふぁーで横になっているとあの苦手な人間がやってきたが様子が違った。


 いつもの様に手を引っ張られるが、部屋から出ずに窓を指差し、何か話し掛けて来ると、外を見ろと合図をする。


 何を言っているのか分からないが、外を眺めるとそこには人間達が集まり、地面には裸の使徒様が転がり、使徒様を挟んで何かを話していた。


 その光景に忘れていた感情が昂り、あの人間達を殺そうと動こうとするが、動きを止められる。


 俺を止めたのは苦手としていた人間で腹に抱き着き邪魔をするのだ、一瞬、我を忘れて殺そうとするが、必死に抱き着く姿に過去の忘れていた感覚を思いだす。


 俺を邪魔する人間から、何故か、母に抱きしめられるような、懐かしい感覚を感じたのだ。


 人間相手にそんな事を思い出し、戸惑いを隠せないまま、怒りは何所かに無くなり、使徒様の元に静かに歩き出した。


 家の中まで運ばれた使徒様を近くで見たが、見てられないほど姿が変わっていた。


 使徒様に何が起きたのか分からないが、死にかける使徒様を誰にも触れさせないようにする為、自分の手で寝床に運んだが、俺が知っている重さでは無かった。


 その後、眠り続けた使徒様だったが、突然、声が聞こえたのだ、かすれるような小さい声だったが、確かに聞こえた。


 急いで駆けつけたが、使徒様は変わらず眠っていたので、俺が皆から変な目で見られる結果になった。


 時々、苦手な人間が何かを持って使徒様の部屋に入り、眠る使徒様の排泄の世話をし、口から水ではない液体を流し込んでいた。


 その液体が何かは知らないが、あれが原因では?と思ったが、それが人間のやり方なら俺は口を出せないし、言葉が通じないので諦めた。


 そして、ついに使徒様が目を覚ましたが、一度目には感じなかった何かを使徒様から感じたのだ…姿形は変わらないが、何か違和感を感じるくらいの変化を感じた。


 やはりあの液体が原因なのか?とも思ったが、結果的に目を覚ましたのならいいかと考えた。


その後は元気になっていく使徒様に対して、次第に違和感は消えていき、勘違いと思うようにした。


 使徒様が歩けるまで回復したある日、いつもの様にそふぁーで寝る俺に使徒様は言った。


『ポッチ……お前…なんか太ったか?いや…気のせい……毛のせいか?……』


 少しの静寂の後、言っている意味が分かり、使徒様と共に笑いあって、その姿に安堵すると共に、確かに太った気がする……何故なら換毛期はまだだからだ。


 そふぁーから離れて、外で身体を動かせばすぐに痩せるだろうが、ここでは体を存分に動かす事が出来ないので、そふぁーに寝ころび、また眠りにつく。

この物語の終わりの構想は出来ているんですが、どう終わらすか正直迷ってます…が、ちゃんと終わりまでは書くつもりですので応援してください。

あと、休みとモチベーション次第で投稿頻度が変わりますが、今は一章から書き直しもしたいんですよね…

55章は出来次第、活動報告で報告します。

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