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異世界転移したが俺に女神なんていない  作者: れみん
帝都

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48章 選択肢と可能性

読んでいただいてありがとうございます。また編集するかもです。

『ふざけるな!お前がやったことを全てカレンさんに話す!それが嫌なら今すぐ子供をここに連れて来て、俺達を解放しろ!』そう声を上げるとボルガは笑い静かに話しだす。


『お前…分かって無いな…バカなのか?それにその要求が本気で通ると思っているのか?仮にカレンさんがこの場に居れば、俺はお前の言う通り解放でも何でもするさ!…だが…


 カレンさんが醸造所に居る時点でお前の居場所を把握出来てないと分かる。なら俺はカレンさんに会ってお前を見てないし、知らないと言ってしらを切る事も出来る。これで分かったか?お前は俺の言う事を聞くしかないんだ』


 さっきまでこの状況に焦っていたはずのボルガは落ち着きを取り戻したのか、嘲笑交じりにそう言い、ニヤニヤした顔に戻る。


 ぐうの音も出なくなり黙ると手を叩き『よし、こういうのはどうだ?お前は怪我をして、俺がお前を治療して助けたことにする!』そう言いだしたボルガに怒りが湧くが何も出来ない現状に沈黙で肯定する。


『よし、じゃあ決まりだな!ちゃんとカレンさんに俺がどれだけ凄い良い人か力説しろよ?』そう言って笑うボルガを睨む事しか出来ない。


 そんな中こっちに走って来る足音が聞こえる『もう戻って来たのか。さぁお前の運命が決まるぞ?』そう言い扉を見る。


『ボルガさん!居ますか!ボルガさん!』扉越しにそう聞こえるが緊迫感があり、それにさっきの男の声ではなく、ボルガもその声に異変を感じたのか自ら扉を開け、声の人物を見る。


 扉が開くと思っていなかったのか男は驚き声を上げる『うわっ!あ!ボルガさん!やばいです!カレンさんがこっちに来てます!』そう口早に言い、焦るように後ろを振り向き何かを確認する素振りを見せる。


『おいおい、落ち着けってー何があったんだー?』ボルガは焦る男を落ち着かせるように冷静な声色で話し掛ける。


 だが…男は後ろを見たまま、ボルガの声に反応しない『おい?どうした?』そう言って男の肩に触れるが『わっ!え?』と驚き挙動不審な素振りを見せる。


 そんな男の様子にボルガからイラつきを感じる『ハァ…俺の話しを聞いてたか?』『え?』『え?じゃねーよ!何があったんだ?』『カレンさんが来てるんです!』そう話す男にボルガは我慢の限界が来たのか胸ぐらを掴み、壁に押し付け怒鳴る。


『だから!何故カレンさんがこっちに向かってるのか聞いてるんだよ!』ボルガは声を上げ男を威圧するが返答は意味は分からず、望んだ答えでは無かった『み、見たんです!ひ、人が小石のように飛ぶのを!』


 男が話し終えると何かを引きずる音が聞こえて来て、段々こっちに近付いて来る『イヤだ!…俺は…俺はまだ死にたくない!』そう言ってボルガに掴まれた服を無理やり破こうと暴れ出す。


 暴れ出した男をボルガは押さえつける為に壁に叩きつけ、鈍い音がすると男は動かなくなる『なんだよ急に暴れやがって…』揺らしても動かない男に舌打ちをすると部屋の壁に男を投げ捨てる。


 大人一人を軽々しく投げるボルガを見て、こいつの底が見えなくなり、恐怖を抱いているとこっちに近付いて来る。


『おい?カレンさんが来たらちゃんと俺に助けて貰ったって言うんだぞ?』そうニヤニヤした顔で俺に言って来ると、風切り音が聞こえ、目の前のボルガが一瞬にして視界から消える。


 何かが飛んで来たのは分かるが扉を見ても人は居ない、恐る恐る机があった方を見ると机は粉々になり、ゴードンと呼ばれていた大男がボルガに重なるように倒れている。


 何が起きたか意味が分からない状況に呆けていると何かに抱き着かれ、驚きで心臓が跳ね上がる『バル!大丈夫?その血…こいつらに何かされたの?』その声でカレンだと分かり、爆発しそうになった心臓が落ち着きを取り戻す。


 カレンに目をやると俺に抱き着き、心配そうにこっちを見るカレンを見て、何故か安心感が湧き、前は恐怖しか感じなかったカレンが今は頼もしく見えて惚れそうになる。


『カレン…大丈夫…俺は大丈夫だから…』この状況が急に恥ずかしくなり、高鳴る心臓の音を聞かれたくない為、カレンを引きはがそうとするが全く離れない。


 そんなことをしているとボルガが喋り出すが声が弱々しい『カレンさん…急に酷いじゃないですか…』『あら?あんたボルガちゃんじゃない!グレックはどうしたの?』俺に抱き着いたままカレンは会話を始める。


『カレンさん…オヤジは死んだよ…そんなことはいいから…こいつをどかしてくれ…』ボルガは声を絞るように話すがカレンは無視して俺に話しかけて来る。


『バル?聞いたんだけど…ラニーちゃんと結婚するって?』そう話すカレンは腕を強く引き寄せて俺の胸を圧迫し始め、この状況にデジャブを感じすぐに否定する。


『違う!それはラニーがついた嘘なんだ!』そう声を上げると腕の力が緩み、安心していると『でもカイルがバルとラニーちゃんが結婚するって話をしてたけど?』そう言って来る。


 カイル…何が心配するな、だ…『俺はラニーと結婚なんてしないですよ!』そう声を上げると『なんだよ!イチャイチャしやがって!俺を無視すんじゃねーよ!』ボルガがそう声を上げ、ゴードンから這いずり出ようとしている。


 だがカレンはまた無視してこっちに話しかけて来る『ホントに結婚しないの?』『本当にしないです…』産まれたばかりの小鹿のように起き上がるボルガを見ながらカレンにそう言うと俺から離れる。


 離れたカレンを見ると笑顔で機嫌よさそうに話す『よかったわ!カイルとジョエルの悪い冗談だったのね!』そう言い満足そうに部屋から出て行く。


 その様子に俺は驚きボルガは声を漏らす『え?ちょっ…』『あ?何しに来たんだ…』カレンが去り静かになった部屋は何とも言えない空気になる。


 少しするとボルガ笑い出すが『ははははっウッいったた…クソっ…ハァハァ…お前…置いていかれたな…』立ってるのがギリギリの状態で嘲笑しながら俺にそう言って来る。


 カレンは俺を助けに来たのでは無かったのか…ただ結婚するかしないかの確認の為に来たのか?一瞬カレンに惚れそうになった自分が馬鹿らしく感じるな…


 落ち込む俺にいつの間にか元気になったボルガが声を上げる『まぁいい!こうなるとは思ってはいなかったが、さっきの話しの続きだ!ガキは殺さないでやるからうちのファミリーに入れ!』


『どうしてファミリーに入れたがるんだ…』元気のない俺の言葉にボルガはその場に座り話し出す『お前武器生成の能力を持ってるだろ?それにもう気付いてると思うが俺も能力を持ってる』


 傷が治ったのは魔法じゃなくてこいつの能力だったという事か…『それで?俺の武器生成で剣やらを出して、それを売って儲けたいのか?』俺の言葉にボルガは鼻で笑う。


『それもいいが…まず言っておく俺の能力は傷を治す治療の能力だ…だがこの能力は基本教会連中が独占するんだよ。それも神が決めたとか人々の為にとか言って、誘拐したり親から子供を無理やり引きはがして王都の教会でガキ共を洗脳するんだよ。


 じゃあ俺はどうして無事だって?近くに廃墟の教会があったろ?昔オヤジは誘拐された俺を取り戻す為に教会に居た連中を片っ端から拷問して、俺の居場所を吐かしてから、他の連中は生きたまま教会に閉じ込めて火を点けて皆殺しにしたんだ。あとは王都に護送される俺を助けてハッピーエンドだ』


『なんだ?脅しか?』この状況にヤケクソな気分でそう聞く『まあ、待てって最後まで聞けよ…俺は教会で能力について話してるのを聞いたんだよ…能力は進化するとな…』

最近モチベが保てない…書こうと思っても疲れで全然進まないし、物語のディテールを細かくしたいけど、テンポが悪くなってやりたい事が出来ないジレンマに襲われてます。

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