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異世界転移したが俺に女神なんていない  作者: れみん
帝都

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24章 異質の存在

まず始めにあけましておめでとうございます。そしてこんな拙い文章を読んでいただいてありがとうございます。

今回長くなりそうだったので無理やり切りました。次の章は後編とかにせず25章になるかもです。

屋敷に近付くと扉が勝手に開く、すると中から執事らしき人が出て来てこっちに頭を下げ動かなくなる。


扉に近付き執事の横をレイチェルが通ると頭を上げ俺達を見るとラニーに静かに問いかける『お嬢様ご無事で何よりです。そちらはご友人ですか?』聞かれたラニーは『えーと…その前にお風呂に入りたいんだけど?』


執事は静かに『承知致しました…』そう言って一礼して奥に下がって行くが一応ラニーに聞く『ラニー?マナーとかあったりするのか?』聞かれたラニーは少し笑い『適当でいいわよ!』そう言って扉を通って中に入っていく。


あまりの回答に声が零れる『適当って…嘘だろ?』だがラニーは俺の言葉に反応することも無く屋敷の中を進んで行く為、急いで付いて行く。


屋敷の中は明るく随所に蝋燭では無い何かが光っていて改めてここは異世界なんだなと思ってしまう。


廊下を歩いているとラニーはある扉の前に止まり扉を開け『この部屋を使ってください。ベットは一つしかないですけどソファーがあるんでそこで寝れます』そう言われ中を見るがソファーしか無い。


『ラニー?ベットは何処にあるんだ?』ラニーは指を指し『そこにもう一つ部屋があってそこにあります。もし何か必要の時はあっちの紐を引っ張ったら人が来るんで』


説明をしているとラニーは何かを思い出したかのように『先に部屋で休んどいてください』そう言いながら廊下を歩いて行く。


部屋に入りポッチを連れベットのある部屋に行くが扉を開けると中は暗く明かりが点いていない、天井にはシャンデリアのような物がぶら下がっているがどうやって明かりを点けるか分からない。


ソファーの部屋から漏れて来る明かりがあるがこの部屋全体がどうなっているか分かるほどの明るさは無く、


部屋の入口にはスイッチらしき物は無くどうすればいいのか分からないでいるとポッチは暗さを気にする事も無くベットに行き子供を寝かし戻って来る。


『ポッチ凄いな…暗くても見えてるのか?』ポッチは少し驚き『これくらいなら普通に見えるが…』そうは言うが暗さに慣れた目でもベットは微かしか見えない。


『ポッチに出会った時夜じゃ無くて良かったよ』そう言って笑うと『確かに夜ならどうなってたか分からないな…』そんな事を話しソファーの場所に戻るとナナが部屋に置かれた鏡を見て泣いている。


『どうしたナナ?大丈夫か?』俺に声を掛けられるとナナは下を向き髪で表情が見えないようにし涙を拭い『大丈夫です…』そう涙声で言うと顔を合わせず歩きソファーで横になって鼻をすすり静かに泣いている。


そんなナナを始めて見てどうしたらいいのか分からず戸惑っていると扉をノックする音が聞こえ扉が開く『毛布を持ってき…え?なに?何があったの?』中の様子を察したラニーがナナの鳴き声を聞き。


ラニーは戸惑いながら俺に近付き小声で聞いて来る『え?何でナナさんが泣いてるの?』聞かれてもナナが泣いている理由が分からないので『俺も分からないんだ。同じ女性としてラニーが聞いてくれよ』


俺の言葉にラニーは『え?私が!で、でも私が行って逆にナナさんが怒ったらどうするんですか!』そんなやり取りをしているとポッチがナナに近付き背中をさすり始める。


落ち着いたナナは顔を上げポッチに抱き着きありがとうと言ってポッチから離れる、言葉が通じなくともポッチは落ち着いたナナを見て少し笑いソファーに座りナナの頭を撫でる。


泣き止んだナナを見て安心していると『あのこれ』ラニーが毛布を渡し『お風呂に入れるけどどうする?今はやめとく?』お風呂と聞いてナナが反応する。


『お風呂入りたい…いいですか?バル様?』何故か俺に聞いて来るので『え?いいんじゃないか?なぁラニー?』ラニーは首を縦に振り『いいです!全然入って下さい!』必死に肯定する。


ラニーの許可が出たナナは俺の隣に来ると俺の服を掴み『ラニーどこにお風呂があるの?』そう訊ねられラニーは姿勢を正し『案内します!こちらですナナさん』そう言ってラニーは部屋から出る。


ナナは俺の服を引っ張り『バル様行きましょう』そう言って何故か付いて行くことになる。


部屋を出るとラニーは付いて来て下さいと言うので後ろを歩くがナナは相変わらず俺の服を掴み俺の後を歩くがトイレに行きたくなり聞いてみる『なぁラニー、トイレってどこにあるんだ?』


ラニーは歩きながら『トイレですか?お風呂場の隣なんですぐそこですよ』そう言われ付いて行くと『ここです!じゃあ私たちはお風呂に入るんで』そう言いながら扉に手を掛けナナを呼ぶ。


俺もトイレの扉を開けようとするがナナが服を放さない『ナナ?お風呂に入るんじゃないのか?俺はトイレに行きたいんだが?』


そう言ってもナナは服を放さない為『どうした?ナナもトイレに行きたいのか?』そう聞くとナナは小さい声で『バル様も一緒に………』一緒に…の後から声が小さく聞こえなかったが。


まさかなと思いながら聞いてみる『一緒になんだ?』するとナナは恥ずかしがりながら急に後ろから俺に抱き着くが抱き着かれた反動で膀胱が押し付けられ漏れそうになる。


『ちょっナナ!今はやめてくれ!漏れそうなんだ!』そう言うとナナは手を放したのでその隙にトイレに入り用を足す。


手を洗おうとするが水の出し方が分からない蛇口はあるがバルブらしき物が一切無いので、まさかセンサー式かと冗談半分で思いながら手をかざすがやっぱり水は出ない。


諦めラニーを呼ぶ為扉を開けるとナナとラニーが何かを話し待っていた『ラニーどうやって水を出すんだ?』俺の質問にラニーは笑い『手の洗い方も分からないの?』そう言って小馬鹿にするとナナがラニーを睨む。


ラニーはごめんなさいと俺に謝り使い方を教えてくれる『こうやって手をかざしたら水が出ますよ』そう言って蛇口に手をかざすとほんとに水が出て少しすると勝手に止まる。


センサー式なのか?でも俺は出なかったぞと思い『いや俺もそうやったが出なかったぞ?』そう言うとラニーは『えー?嘘だ~やってみて下さいよ~』そう言うので手をかざすが全く水が出ない。


『え?噓でしょ?どうして?ちょっとナナさんもやってみて下さい』そう言ってナナも手をかざすが普通に水が出る、そして俺が手をかざすと水は出ない。


その様子にラニーは『ちょっ…シュールすぎ…』と笑い出しトイレから出て行ってずっと笑っている。


ナナは蛇口に手をかざし『バル様水が出てます今のうちに!』そう言って俺を見る『ありがとうナナ…』ナナの手助けでやっと手が洗えトイレを後にする。

忙しいので投稿頻度が落ちます。これも今日寝ずに書き上げました。編集で変わるかもしれません。

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