表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移したが俺に女神なんていない  作者: れみん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/65

11章 仕組まれた恐怖

読んでいただいてありがとうございます。一章平均2500字くらいを目標に書くようにします。これが短いのか長いのか分かりませんが…

 ひと段落付きジョーは見張りの続きをすると言ってくれたが俺は完璧に目が覚めてしまって、疲れてそうなジョーに寝ることを勧めるが『使徒様さっきので高ぶって寝れなくなっちまったよ』と言われ一緒にラニーを見張る。


 少しの沈黙の後ジョーが聞いて来る『どうするんだ?一回戻るべきか?』その問いに迷っているとジョーは続ける『でも人間がいて引き返したなんてオヤジが知ったら…確実にブチ切れるな』深いため息を吐きジョーは苦悶する。


 確かにアキは何も言わないだろうがマルクスは怒るだろうな…これからどうするか考えるがマシな考えを思いつきジョーに聞かせる『提案なんだが、このまま連れて行くのが一番マシだと思うんだ』


 俺の考えになぜだ?と聞いて来る『ここに縛って置いていって死んだら後味悪いし、それに逃がして他の冒険者もしくは勇者が来るのが一番避けたい。そうなると連れて行くしかないと思うんだ』


 俺の提案に確かになと頷き考える『だが暴れたり騒いだら殺す!これでいいんじゃないのか?』物騒だが無駄に暴れられて捜索の時間が無くなるのは嫌だからジョーの提案も受ける。


 ジョーとこれからどうするか軽く話し合うとすぐにジョーはあくびをし始めた為、寝ることを勧める『ジョーやっぱり眠たくなくても横になるだけでいい休んでくれ』その言葉にジョーは『そうだな…落ち着いてきたしわりーな少し横になるわ!』そう言いナナの隣で横になり、少し経つと寝息が聞こえ安心する。


 少しボーとしているとふと思い出す、そういえばあの石!地面に落ちている石の粒を一か所に集め、武器生成で火縄銃とマスケット銃を出し銃口にさっき集めた石の粒を詰める。


 何か蓋をと周りを見渡すが使えそうなのが葉っぱくらいしかなく木から葉っぱを取り銃身に詰める。すぐに撃ちたい気持ちがあるが周りを見渡し自重する。


『実験は明日だな…いや今日か?』銃を横に置き座って焚き火に木をくべ空を見ると少し明るくなってきていた。


 視界を地面に戻すと火の近くに石の粒があり、好奇心で何も考えずに石の粒を焚き火に投げ入れると何も起きらない…何か起きたら起きたでやばかったなと反省しながら異世界の謎の石に疑問が湧くが考えても無駄だと諦める。


 日が昇って来たのか直ぐに周りが明るくなると『う~ん…』とナナが声を出し体を起こしこっちを見る。


 そんなナナにおはようと声を掛けると『バルしゃま…私が見張りするって決めてたのに…』そう言って目を擦りながらこっちにのそのそと歩いて来ると急に止まり『あぅ?バ…バル様!な、何があったんですか?』とラニーに指を指しながら聞いて来る。


 夜中に起きた事をナナに話すと『私その状況で寝てたんですか?』と驚きながら落ち込んでいた。


『でもこの人が急に襲って来たのは分かったんですがこの人冒険者ですよね?』やっぱりそうだよなと思いながら首から掛けているドッグタグを見る『この首から掛けてる物ってドッグタグだよな?冒険者って証明するための…』ナナは頷きラニーに近づきドッグタグを見る。


『この人新人の冒険者っぽいですね』『どうしてわかるんだ?』俺の問いに笑顔で『だってここにランクEって書いてますから』そう言ってドッグタグを見せて来るが何て書いているか全くわからない。


 ドッグタグとにらめっこしていると『バル様?もしかして字が読めないんですか?』突然そう聞いて来る。


 読めないのは事実なので素直に『ああ全くなんて書いてるのか分からない』俺の言葉にナナは勝ち誇ったように『私が付いて来て正解でしたね!』と腕組みしながらふんぞり返る。


『ナナが来てくれて助かったよ。ありがとう』そう言うとナナは照れながら喜ぶ。


 そんな他愛ないやり取りをしているとラニーが目を覚ます『うぅんここは?ん?この人食い!私をどうする気だ!』俺を見て芋虫のように暴れる。


 ナナはラニーが起きてびっくりして俺の後ろに隠れる『落ち着けってなにもしないし人なんて食った事無いから!あとあれが見えるか?』そう言って向こうで寝てるジョーに指を指す。


『あれは!私達を襲った獣どうして?早くここから逃げないと!』急に小声になり話し出す『なぁバル?奴が寝てるうちにここから逃げないか?』ラニーの提案より、さっきの私達と言う言葉が少し気になり聞いてみる。


『なあラニー私達って置いていった仲間の事か?それとも俺たちか?』俺の問いに少しイライラした様子で静かに喋る『そんなことは今はどうでもいいだろ!早くしないと!』そう言うとラニーはジョーをチラッと見る。


 聞いても答えないので少し驚かそうと思い後ろにいるナナに話しかけるがもちろんラニーにも聞こえるように話す『ナナあの獣を起こしに行ってくれ!』そう言うとナナは悪い顔になり『わかりました!』と大きな声で返事をする。


『ちょ!声が大きいって!ナナちゃん?待って!お願い起こしに行かないで!』ラニーは必死に懇願するがナナは言葉を無視してゆっくりとジョーに近付く。


『ナナちゃん?ナナちゃん!分かった分かったから言うから…』ナナにストップと言い、泣き顔のラニーを見てやりすぎたなと思いながらさっきの質問をするとジョーのような獣に二日前に出会ってそこで仲間に囮にされて死ぬ気で逃げたらしい。


 まさかポッチ達か?そう思い何人いたか聞いたが一人だけだったと言われ、ポッチが一人で俺たちを探している可能性が見えてきて余計早く出発しないとと思い、ナナに頼みジョーを起こしてもらう。


『おい!話が違うじゃないか!逃げるんだろ?なあ!』そう言ってラニーは俺を凄い目で睨み暴れる。


 ナナに起こされたジョーが口を大きく開けあくびをし、奥からこっちに来る『はぁ~俺寝てた?お!起きてんじゃんこいつ!』そう言って暴れていたラニーを見てツタを引っ張り、俺が何かを言う前にラニーを逆さ吊りにしだす。


 その間も暴れていたラニーを無視してジョーが聞いてくる『で?こいつ暴れてるけど殺すか?』片手でツタを持ちもう片手で自分の腹をポリポリ掻きあくびをする『ジョー殺すなよ?こいつポッチを見たかもしれない』『え?』と短い言葉のあと持っていたツタが緩み逆さ吊りにされたラニーが頭から落ちる。


 2メートルくらいの高さから頭から落とされたラニーは叫びジョーは慌ててツタを掴もうとし俺はジョーーー⁉と叫ぶ。


 地面ギリギリでツタを掴み『ハァハァ…アブねー殺しかけたわ!』と笑いながらジョーはそう言い、眠気が飛び、冷や汗をかき、頭から地面に落ちかけたせいでラニーは気を失ってしまう。


 ゆっくりとラニーを地面に降ろしてさっきラニーが言った手がかりを教えると『ほんとやばかったな!ポッチの手がかりが死ぬとこだったぜ!』と笑うがラニーが生きていたから良かったが…死んでいたら?嫌な考えを振り払う。


『今のうちに腕だけ縛った状態にして出発の準備をしよう…』そう言うとジョーがラニーの足のツタを引きちぎり『腕はこのままでいいんだろう?』とジョーは聞いて来るので頷き出発の準備を始める。

冒険者のドッグタグは首から掛けドッグタグが見えないとギルドから罰則が与えられる。

ドッグタグに書かれている内容はその冒険者が登録したギルドの場所とランクと名前が基本でパーティーを組んでいるともう一枚パーティー名だけを刻印されたドッグタグを着けている。

昔は安価な鉄で作られていたが錆びたり模造されたり太陽で光が反射したり音がなり魔物にばれた事から直ぐに別の金属で作られドワーフの力を借り試行錯誤により今のドッグタグになる。そのおかげで国や一部宿屋で身分証明が免除されるようになる。ランクが上がると古いドッグタグを新しいドッグタグに交換する。


10章でラニーの服装に触れるのを忘れていました。編集したので気が向いたら見てください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ