具材 その8 「黄金噴水」
・1コマ目
~前回までのあらすじ~
あっちの世界とこっちの世界を繋ぐガチャ魔法陣がチュドーンしてコヒとコジーは仲良くミンチ
それを豪華豪快一点主義のシャミは皮で包んで巨大な餃子を作るのであった
「焦げつかせず焼くコツは油をケチらないことなの」
↓
・2コマ目
餃子の焼ける香ばしい匂いがあたりに漂います
「仕上げは蓋して熱湯を注いで蒸し焼き5分。ときどきフライパンを小さく揺らすのも焦げつかないコツなの♪」
フライパンを1分ごとに揺すりながらシャミは餃子のタレも手作りします
「途中で飽きちゃわないように3種類作るの♪」
↓
・3コマ目
カタカタカタカタカタカタ……
蓋をしたフライパンが小刻みに揺れています
熱した油と水の反応?
いいえ違います
どうやら餃子そのものが動いている様子
耳をすませば……カントリーロードの代わりに呪詛の声
「あつい~~……あついよぉおお~~ここから出せぇええ~~」
↓ (*´・д・)
・4コマ目
「ファッ!?」
異変に気付いたシャミが振り返ったその瞬間!
「うばぁあああっ!!」
蓋を撥ね飛ばしフライパンをひっくり返しながら餃子がまるで生きているかのように飛びはねました
「ぎぃやあああああああああああああああっ!!」
熱した大量の油を浴びながらシャミは負けじと自身も噴水しました
To be continued...