具材 その31 「クマさんのお家とヒャッハー思想」
・1コマ目
森の入り口から徒歩25分
トイレ・風呂ナシ
木造築「700年」
それがクマさんの住まいです
「築……って言うか樹齢700年の大樹なんだけどね」
根元の大きな「うろ」に黄色いドア
見た目はいかにもなファンシーさです
↓
・2コマ目
「はぁああ。デッカイ樹だね~~!! 」
「高さ約50m。直径は10m程あるかな」
クマとコジカが並んで巨木を見上げる絵面
一見すると童話の1シーンのようです
しかしこの物語はそんな「ハートフル」なお話ではなくむしろ「ハートフルボッコストーリー」ですので用法用量は正しくお守りください
↓ (。-∀-)ハフーン
・3コマ目
「こんな木の中に住むとかマジでないわー」
「文明人にはマネできない畜生のなせる業だね♪ 」
見たもの全てに悪態をつくのはチンピラのなせる業です
「まさか『G』出ねーだろうな? 一匹でも出しやがったらソッコー家ごと燃やすからな」
「キャッハ! 古い木ほどよく燃えるよんえ♪ 」
↓
・4コマ目
「頼むからやめてる? 」
よくよく周囲を見渡せば巨木の焼け焦げた跡がそこら中に
「1782回とは言わないけど……焼かれるたびに引っ越しやら後片付けが本当に大変で……」
クマさんは暗い表情で長い長いため息をつきました
自己都合と暴力で人様の所有物を自分の財産にカウントするのは「ジャイアニズム」
そこから更に破壊する権限まで己に認めるのは法治国家外の「ヒャッハー思想」といいます
双子姫のヒャッハー思想
クマさんはその良き理解者だったのです
「いや被害者だからね? 」
To be Continued...
面白かったら☆5入れてやってください(/・ω・)/
「ツマンネ」かったら☆1でも大丈夫です!!
よろしくお願いします!