具材 その25 「深碧の魔女ミクリュー」
・1コマ目
長く艶やかな深碧の髪
一筋一筋に稲妻の凄まじいエネルギーをたたえ魔女のロングヘアーが空を覆いうねっています
「これが……深碧の魔女……ミクリュー!! 」
その美しくも圧倒的な姿
幼パ以外の兵士は皆腰を抜かしていました
↓
・2コマ目
長い睫毛も深碧
重々しく上げられたまぶたの下から大きな瞳が
紅く赤く蠱惑的な輝きを放つ瞳が現れました
「愛しき子らよ……」
その声は恐ろしいまでの美しさ
無防備な心を唐突にわしづかむような
または幼子を叱る優しき母親のような
絶対に逆らうことなど出来はしない安らぎの暴力
↓ (੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾ イエァ!
・3コマ目
「お眠りなさい。子どもたち」
――スッと
その白く細い腕を横に払うように一振り
魔女がしたのはその一動作のみ
一陣の風が吹き抜けました
心地良いような
少しだけ肌に冷たいような
「死」の恐怖と安らぎを運ぶ柔らかな風が
3万の兵士たちの頬を撫でていく
「こ……これはっ!?」
↓
・4コマ目
魔女の挙動に思わず目をつむった幼パ
3秒ほどして恐る恐る目を開き、周囲の変わりように愕然とします
「なっ!!? ええっ!!?こおこここお……氷ぃいいいいいいいっ!!? 」
幼パが見渡す限り見るものすべてが凍っていました
もちのロンで幼パの足も凍っています
どうなる幼パ!?
To be continued...