具材 その17 「タンとミスジ」
・1コマ目
回復魔法で傷を癒してもらい落ち着きを取り戻したクマさんが問い掛けます
「……で。君たち魔女様のところへ行くんだね? 」
「そそ。また道案内よろ~」
「また一緒に遊べるね♪」
双子姫の笑顔
クマさんのうんざり顔
コジ―の死顔
↓
・2コマ目
「いいかげん道覚えてるよね? 」
「いんやさっぱり? 」
「えーと……今回で何回目だっけ? 」
「1783回目だよっ♪ 」
「ああ。お城はよく燃えたの? 」
「ったりめーだろ! 」
「盛大なキャンプファイヤーだったね♪ 」
「あー……じゃ言ってる間に勇者が軍隊連れて来ちゃうねぇ」
↓
・3コマ目
「やっぱ来るかな? 」
「毎回来てるじゃない」
「自分から捨てた女を追ってくるとかww意味不なストーカーだよなまったく」
「まぁ魔女様も退屈してる頃だろうから……ちょうどいいかな」
「あの、ちょっといい……? 」
ハナシの流れに全然ついていけてないコジ―が口を挟みます
※コジ―もついでで白魔法って貰いました
↓
・4コマ目
「あ? んだよ非常食」
「ジビエ扱いはやめて」
「バーロー!! そんなイイもんじゃねーよ臭ぇ肉がズにのんなっ!! 」
「ヒドスッ!!」
「臭みのキツイ肉はお呼びじゃないよ。姉ちゃんは牛肉LOVEだから♪ 」
「タンとミスジな」
「ああーん。オナカ空いちゃったよクマさん! 」
「あ、じゃぁその辺のシャケの千切れ身でも集めようか?」
「「ええ~~~」」
「ヒギイイイイイイイッ!!」
耐えかねたコジ―が独特な雄叫びをあげました
To be continued...