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犯人発見!?

「この屋敷で最後ですよね?」


「そうだよカーマサちゃん!カーマサちゃんを虐めた悪~い大人は私とペケでぎったんぎったんにぶっ倒してあげるからね♪」


その言葉を聞いてカズマサはホッと息を吐く。性犯罪者を詰めた麻袋を処分して早3日。こっそり再開を果たした聖翼の騎士団のメンバーが二人欠けていたことにはかなり焦ったが、長期休暇をとって城で体を鍛えているだけらしかった。「変態は俺が殺っといたぜ?」と言うと…何だが気まずそうにしていたが、もしかしてその二人………ギンとトルが鍛え直す要因は変態へのリベンジだろうか?

昨日、三郎やトトムとも再開を果たし、カズマサ陣営の復活だ!とその日は小さな宴を挙げた。

だが、不味いことにスカーに確認させた麻袋の中身が消えていたのだ。


そりゃあ、首斬られても死なないのに金的で死ぬわけありませんよね………




現在俺を中心とした半径一キロ圏内には、聖翼の騎士団と三郎が警戒の目を光らせている。張りきっているグウェンとペケには悪いが、奴を確認した次第、俺は彼女達を抱えて空へ逃げる。追ってくるようなら大陸の外まで飛び続けるつもりだ。

直接接点のないグウェン達に変態がどう行動を起こすか不明瞭な為、もしかしたら必要ないかもしれないが念のため。相手は見た目が少女の域を出ない俺を手込めようとする頭のネジがイッちゃってる系の変質者だ。

グウェンは勿論だし、そっち系のご趣味がないとも限らない。


「あの屋敷だ」


「よしっ突撃よ!」


二人の貞操は俺が守る!


「我が妃ィィィィイ!!!!!!」


よしっ逃げるか!


ペケが屋敷の扉を蹴破り投入する中、高速で閉め直したカズマサはグウェンを抱えて勢いよく飛び上がった。

一刻も早く良心のグラドムを助け出さねば!

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