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一滴の波紋【原文】2巻の1  作者: 藤田ユキト
一滴の波紋【原文】2の2
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ある日の日記41回


    四十一回


 今の所、人に関わらないから、自分のことしか思っていないんだと受け止めれているのだろう。

 だから俺がこうして良い音楽を聴いたり、勉強ばかりしていると

 「自分一人で良い音楽を聴いているなんてひどいよ! 自分一人、力をつけても何にもならないよ!」とーー

 すぐに俺を悪者扱いにしてしまう。

 そのようないい加減な奴等を相手する気もないのだがーー

 しかしこの御本尊様と語るようになってからは、その考えが間違っているということを教えられて、今後は何とか改善していかなければならないと思っている。

 しかしそれでもあまりにもひどすぎるよ! よくもマァ~。あんな奴等がまともな人間として世間様から認められていられるものだと、不思議でならない。

 きっと世間全体がうわべだけの付き合いしか知らない人間で一杯になっているんだろう。

 それに慣れきって、きっともっと奥深い心の触れ合いというものを知らないんだろう。(見失っているんだろう)

 ということは自分に対しても言えることだがね!

 つまりは俺もこれから改善していかなければならない未熟者ということさ!

 だからそれが出来ていない今は、彼等があのようにからかっても腹を立てる気にもならない。

 彼等があのような嫌がらせをすればするほど、俺はその怒りを自分自身に向けている。

 彼等に腹を立てて、力で負かしたとしても、決して自分自身は良くならないからね。

 彼等がまだあのような嫌がらせをするつもりだったら、いくらでもしろ!

 そうして彼等が心を歪めていく内に、俺は一層、真理を深めていく事が出来るんだ。

 どっちがより賢い生き方か? 彼等にはまったく分からないんだ!

 マァ~、奴等は奴等の好きなようにさせるさ!


 この二日間というものは、冗談の一つも言えず、堅い話ばかりして申し訳ありませんでした。

 しょうがなかったんです。これ程苦しい、これ程何もかも分からなくなるという日もありませんからね。


 とにかく必死だったんです。何かを解決させる為にーー

 明日からはまた余裕が出来しだい面白い冗談話しでもしていきたいと思っています。

 今日はもう頭の中が硬くなって、とても砕けたことなど書けそうもありません。

 このままグッスリ眠って、この頑ななお脳チャンを揉みほぐすしかありません。

 ついでにあれの方も揉みほぐそうかとも思っていますが……

 アットっと、これは冗談ですよ。

 本当にしょうがない僕ですね。

 冗談といえばあちらの話ばかりしてしまいます。

 同じ冗談を言うんだったら、もっと他にネタがあるんじゃないのと言われても、僕は根っからの堅物でして、これ以外の冗談は言えないのです。

 足カワイ~、足からず!


    四十一回


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