表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一滴の波紋【原文】2巻の1  作者: 藤田ユキト
一滴の波紋【原文】2の2
40/44

ある日の日記40回

明けおめです! この巻もあと少しで終わりますが(無理やり終わらせますが、続く三巻もボチボチ掲載していきますので、宜しく御願いします。


    四十回


 ママさん曰く


「あの娘は途中で浮気をしていた時があるのよ! それをあの子は見てて、嫌気がさしたのよ。きっと」

とにかく、やはり断るしかないのです。

 ママさんとは今後どうなるかは分かりませんが、その娘がこのようなことで憎んでいるようだったら行くにも行けない有様です。

 だからそんなに憎まないように告げてもらえませんか!

「別にあの娘は何とも思ってないのに……」

アッ、そうですか!

もう頭がおかしくなりますよ。

 チンプンカンプンの、チンプンカンプンです。――ハイ。


 もう嫌気がさしたでしょう?

「藤田さんはあんまり考え過ぎるのよ」などと――

 確かにそうなんです。

 救いようもないくらいに考え過ぎるんです。

 僕も諦めました。君達から好かれることを……。


 これで、これまでウヤムヤにしていた迷いを全部、提起したことになりますでしようか?

 後はただひたすら御本尊様と語り合っていって、一つ一つ解決していくしかありませんね!

 雄々しく忠実に生きていく為に何としてもこれらの難問を打ち砕いていかなければならないのです。

 結局、何にも成長していなかったんですね。

 何にも……

 実に悲しいことですが、仕方ありませんよ。


 もうあまり彼等をからかうのはよすことにしようか!

 そろそろ外に出て皆と仲直りでもすることにしようか。

 こうしていつまでも対立していたところで、まったく意味がくなってきた。

 そろそろ我を捨てて彼等と仲良くすることにしようか!


 目には目を。歯には歯をの方法でこれまで行動してきた。

 のぼせ上がっている者には、自分ものぼせ上がっているように見せかけて、相手をイライラさせてーー

 自分本位(一本気)な者には、また自分も一本気のごとくふるまって、相手をイライラさせーー

 また素直な者には自分も素直になってーー、というふうにふるまってきた。

 自分の行動は、ひっきょう彼等個々の自分自身の姿を現しているものと思った方が良い……

 と、つまりはこうゆうことさ!


 彼等は余りにも心が狭すぎるんだ。

 何も俺がこうして悪しき振る舞いをしていても、あれほどイライラくるということは、つまりは自分自身に何かの悪しき心や、心の狭さがあることにほかならない。

 自分に確固とした信念があったら、たとえ人が自分に対して攻撃を仕掛けてきても、何も恐れることはないし、腹を立てることもないことだ。

 また人が自分よりも好かれているといっても、自分の心に、自分が良い目をみたいという欲がなかったら、何も恨み妬みすることもないことだ。

 それだけ好かれるということは、その者に良い所が有るからだろうしーー

 自分が好かれないということは、やはり自分に彼女達を引き付けるような力、魅力がないからだろう。

 心の素直な人間にはやはり人が自分よりもよけいに好かれていたら、腹を立てないで、自分を素直に反省し、より一層磨きをかけることに努力するだろう。


 彼等のように、俺が少しばかり好かれているからといって、腹を立てケナスことばかりしかしないということは、当然それだけの器量しかないとゆうことさ!

 だから当然大して好意も抱かれないんだ。

 もっと自分を素直に見つめることをしたらどうだ。つまらん虚勢や意気がりばかりしていても、決して自己を成長させることにはならんのぞ!

 そのようなことをしていたら、しまいには俺からまったく問題にもされんように離されてしまうのぞ!


    四十回


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ