ミーちゃんのところに行ってきた。
私はいつ死ぬのかわからない。
いや、まあ、誰だっていつ死ぬのか分からないけど、私の場合、そのニュアンスが、ちと違う。人は寿命をまっとうするのがベストな死に方だと、なんとなく、そう思っている。事故や病気で突然命が無くなる事もあるわけだし、そういうのは、残念な死に方なのだと。なぜそう思っているか理由は分からないが、そういう思想が人間として当たり前のような環境で生きてきたから、そう思っているのであろうと解釈してほしい。
今日は親友であるミーちゃんの所へ行ってきた。お別れの挨拶に。お世話になった人には極力、きちんと事前にお話しをしておきたいのだ。ミーちゃんも、旦那さんも、最初はびっくりして冗談半分に茶化してきたが、誠心誠意お伝えしたところ、小1時間かけてお伝えしたところ、ちゃんと分かってくれた。さすがミーちゃん。物分りが良い。これが最後になるかもしれないから、デジカメで記念撮影もしてきた。幸い、私にはまだ子供がいない。もしいたとすれば、それはどんなに悲しい事だろう。ミーちゃんの出産予定は半年後だが、それまで生きていられる保証もない。だからお腹の中の子供にも、ちゃんとお別れを告げてきた。名前は、聞かないことにした。
私は、いつ死ぬのかわからない。
でもたぶん、もうすぐ死ぬと思うんだ。