あんたじゃなきゃダメだから。
これも、だいぶ前に書いたやつです。
あたしの名前は、奈子。
風も吹かない、あっつい今日の天気。
暑いとしかいいようがない・
つまんない授業を聞き流しながら外を見ていた。
ふと、前を見た。
すると
パチッ
っと目が合ったのは、あたしの気になる男子。名前は《晴樹》
あたしはパッと目をそらす。 その後、あたしは、またさっきの方向を向く。ほんと、見てるだけだもんなぁー。
去年、委員会が一緒だった。すぐ、好きになった...
喋りたいなんて我がまま言わない。一緒にいたぃなんて我がまま言わない。
ただ、あたしはずっとあんたを見つめるだけでいぃんだ,それだけでいぃんだ。
そんなんなら好きになる人誰でもいいじゃんって思うかもしれないけど。
あたしはあんたじゃないとずっと見つめてられないんだ。
晴 『奈子・・・・・・。今日。部活の後空いてる?』
奈 『あっ、空いてるよ??』
晴 『じゃあさ、俺、話しがあるんだ。門の前で待ってるから...』
奈 『ぁ。うん?』
あたしは、部活中はずっと上の空...
吹部のフルート担当のあたしはフルートの音をはずしてばっかり...
『はぃ、帰って良いよー♪』
優しい部長がそぅ言った。 私はドキドキしながら外に出る。
靴を履く、ぷすって言う音がやけに聞こえた。ぷすっと聞こえるて事は、あたしにぴったりの靴って意味なんだって。
『ばいばー『ばいばーぃまた明日あ!』』
私は門の前に行く。
とくんとくんと胸が鳴る。
門の方を見ると晴がいる。
私は走って晴の方にむかって行く。
晴 『いきなり呼び出してごめん。あの・・・俺,,,好きだから、お前の事...。 もし良かったら返事ちょうだい? じゃあ、、、帰るね。』
智 『ま待って!!』
晴 『な、なんだよ?』
智 『言い逃げすんの?』
晴 『いゃ、別に...』
智 『あのね!!・・・あのね!!!!あたしも...好きだから......』
あたしがそぅ言うと晴は赤くなった。
私は生まれて初めて“好き”ってあんたに言ったんだ。
それは晴だからだと思うんだ。
智 『ねぇ...。一緒に帰ろーよ。』
あたし、これからずっと“好き”って言うのも、“手を繋ぐ”のもずっとずっと
あんたじゃなきゃダメなんだ。
そんな事が分かったんだ。
だから、見てるだけで良いなんて言わないよ?
=END=
今回も少しだけリメイクッ。