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やはり冒険の始まりは冒険者ギルド兼酒場

初めての投稿です

長期連載というより中期連載という長さでアップさせていただきます

誤字 雑事などありましたらコメントください


「ゴブリンの集団の討伐のチームに参加したいということですか?」




ここは冒険者ギルド兼酒場の受付


あたりは冬が明けた春なのに昼にもかかわらず


酒を飲んで自分の武勇伝や男女の色事などを


話しいる冒険者たちばかりで少し蒸し暑い。





そんな騒音の中でも受付嬢は笑顔ではっきりとした口調で話をつづける。


そんな受付嬢に好印象を持てる。




「ぺリル シルさんですね。お若いようですけど年齢と職種は?」


こちらも細目でやや恐縮した笑顔で対応する。

簡単だ実力はそこそこ見せつけても過剰に見せつけたりしたくないからだ。

出る杭は打たれる。


「今年の夏で16になります。職種は魔法使いでお願いします。あと回復系の魔法も使えます。」


「了承しました。ぺリルさん。失礼ですが魔法の適性検査をさせてもらってもよろしいですか?こちらの水晶に手をかざして魔力をこめてください。」


「分かりました。では」


そういうとカウンターに常に設置されている水晶に手をかざして魔力を込める。


すると水晶は青く強めに明るく発光した。




受付嬢は感心したように


「これは中級魔力相当ですね。16歳でここまでとは十分に戦力なりますよ。


それにしてもまだお若いのにここまでの魔力量をお持ちとはどこかの魔法学校出身ですか?」


笑顔で接している受付嬢に


「いや 僕の生まれた村は魔物の発生が多く小さいころから魔物の討伐をしておりまして・・・・・

本来ならば戦士等の武器を持った戦闘が好ましいのですが、僕は生まれ持ち魔力が少し高くて魔法を使って討伐していたらこれくらいの魔力量になってたんですですよ。」




大噓だ・・・・


大賢者だった頃は肉体が朽ちると同時に自らのテリトリーであるダンジョンにある肉体に魂を写し本来の魔力も受け継がれる予定だった。


しかし神のいたずらか輪廻転生というものがあって曖昧な記憶を持ったまま


生まれ変わりを繰り返し記憶が鮮明になった時は4000年も経過していた。




もうあの輝きしき大賢者ユリウス ファウストの名前も伝説というより


人々からも忘れ去られかけてるありさまだ。




ならその大賢者 ユリウス ファウストのテリトリーであるダンジョンに

ある仮の肉体に魂を移したら早いのではないか


だれもが思うだろう


しかしダンジョンにはガーディアンが配置されかなりの戦力である。


それに仮の肉体も期限切れになっている可能性が高い。


まあそれはあらかじめ用意していた魔力の結晶を魂に宿せればよい


まあ あのダンジョンは自分でしか知らないロックを解除すればよいし


しかし用意周到にこの大陸4か所ダンジョンを設置している。


そのダンジョンの最深部にある魔力の結晶を魂に移せば・・・・




その為 それなりに戦力のあるパーティーを集わなければいけない。


まさか自分が作ったダンジョンを攻略しなければいけないとは・・・・・


その為に自分の名前をある程度売り込む必要がある。

強い人間には強い人間が集まる。

ごく自然だ。



人間の寿命なんて長くて80歳ぐらいだろう。


その為魔力を高める必要があった。


凡人に生まれ変わっても知識はある。




日々 簡単な魔法を放出するだけだ。


それの繰り返しである。魔力の底上げのコツは理解している。

そしてその知識があるだけ要領よく高められた。


16歳で中級か・・・凡人で生まれたにしてはよくやった方だ。


脳裏に母の言葉が脳裏を浮かんだ。


「ごめんね。ぺリル 大したご飯を与えられるて 私は大丈夫だからしっかり食べなさい。」


分かってる母さん僕があの傲慢な大賢者ユリウス ファウストじゃない。ぺリルだ。





そううわごとのように考えてるうちにギルドの受付嬢から


「これならば 大丈夫でしょう。どの冒険者クランにするか決めていますか?」


「いや 僕もこういう仕事は初めてでどのクランにしようと決めかねてまして。」


受付嬢は笑顔で


「では私のほうで手配しておきますね。

今回のゴブリンの集団は大群で様々な冒険者クランでの合同となりますからね。

ぺリルさんもさすがに単独というわけにいけませんから・・・・まあクランの長からちょっとした面接や実技試験があるかもしれませんがぺリルさんに合ったクランを探しておきましょう。またこの時間にこちらの方にお越しいただいてよろしいですか?」


「了承しました。いろいろとお世話になりますがよろしくお願いします。」


漫勉の笑顔で送り出される。



そう言ってギルド兼酒場を後にしようとした時


「おい なんかのインチキだろ・・・・」


どこでギルド嬢とのやり取りを聞いたか分からないが酔っ払いに絡まれた。


ちょび髭のある20代前半の軽装の鎧を身に着けた男だった。椅子の脇にはロングソード。


「やめてよ・・・ガイル あんたは腕は認めるけどその地獄耳と酒癖の悪さは・・・・」


間に入る女性、年は自分と同じくらいだろうか軽装で腰にはダガーを装着している。


短い髪をそれなり束ねてそれなりの美少女だ。


また男の横でおとなしそうにしている清潔感のあるローブの少女 


それなりに精緻の施されたロッド 恐らくヒーラーだろう。どこかの教会で修業をしたのだろうか。


まるでデコボコトリオだ。




こう言った輩は流暢になおかつ丁寧に話すのは逆効果だろう


だからと言ってインチキというのも火に油だ。




仕方ない。


「すいません。僕の方にエールをください。こちらの男性にも」


そう言って女性の店員に酒を注文する。




またかと面倒くさそうな顔をする店員。


こんなことは日常茶飯事なのだろう。




まあいい。酒のせいにしてはぐらかす。これが一番だ。




ガイルと呼ばれた男は


「酒一杯で解決か・・チ」


すぐに運ばれてくるエール。


それを一気飲みする。転生して生まれて初めて飲む酒だ。


まあ一杯ならどうとでもなる。


すこしわざとふらふらしながら


「いやーすいません。僕もなんかの手違いだと思うんですよ。」


酔っぱらったふりをして去る。これが一番だ。


運ばれてきたエールを同じように一気飲みするガイル


「でもよう・・・なんとなく分かるぜ・・・いざゴブリン討伐となると・・どっかで隠れて討伐完了したとたん何食わぬ顔でいるんだろう・・・・・。」


その為にクランの面接や試験があるんだろと突っ込みたいが良いことを思いついた


少し名を売ろう。


「すいません エール一杯で勘弁してもらえると思ったんですけど・・・まあ僕も腕には自信がありますのでそこそこの戦力には・・・・」


挑発する自分




「分かったよ!腕試しと行こうじゃないか。丁度、店の前はちょっとした広場だ。表に出な!」


「だからやめなよ。ガイル それにあんたもお酒が入ってるからって調子に・・」


仲裁する短髪の少女。


「おい ガイルがなんか始めるみたいだぜ。」


「どうやらあのガキが喧嘩を売ったみたいだぜ!」


盛り上がる外野。

喧嘩を売ったことはないと突っ込みたくなる。


ガキって言われても精神年齢ははるかに上な大賢者の生まれ変わりである自分。

しかし大人げないやり取りをする。




外野を確認するどっか貫禄のある人間でもいないだろうか自己アピールには丁度いいのに。




「おい表に出な!」


くいと首を出口に振り表に出るガイル


お約束もいいところだ。




表に出る冒険者ギルド兼酒場の前の広場に出る。


この町の規模は大都市とまでは言わないがそれなりに活気がある。

広場の周りには様々な商店が冒険者ギルドを中心に輪を描いたように並んでいる。

この町の周囲は魔物の発生頻度が多いらしくそして首都である王都からも

離れている。

町の自警団もあてにならず、そのため冒険者たちが魔物の討伐に明け暮れている。

その恩恵で特産品というかはあれだが魔物の毛皮や牙などがよく取れ各地の町に出荷されている。

その為冒険者ギルドは欠かせない。

そういうことでこの町の冒険者ギルド兼酒場は町の中心である広場の前にある。

町の名物といったところか・・・・。


まあともかくガイルに付いてゆく自分。

外野も付いてくる。



「ガイル手加減してやれよ!」


「賭けにもなりゃしない」




賭け・・いい言葉だ。


「じゃあ 僕が勝つのに銀貨3枚。」


母が死んだあと売りあ払った家や家財全部の金額を投げる。




「もう知らないからね!君」


そう言う短髪の少女




ガイルがロングソードを構える。


どうやらこちらを見下している。それなりの力量があるだろうに


ろくな構えを取ってくれない・・・・・。




「じゃあ 合図は俺がコインを投げたら初めだ!」




手慣れてる男。




コインが落ちた瞬間、後ろを向いて歩く自分。


ちょっとした沈黙。


「は?後ろを向きやがった」


指をパチンと鳴らす。


その瞬間ガイルの足を凍り付かせる。同時にちょっとした炎に身を包まれ


最後に雷撃を頭に直撃。




卒倒するガイル。




そしてやはり沈黙




誰かがが言ってくれるのを期待する自分。




「無詠唱の重ね魔法 しかも三つ・・・・」


ギャラリーのどっかさん良く言ってくれた。

これで少しは名が売れる。



振り返りあたりを見回す自分。そして腰をかがめ頭をかきながら笑顔で


「すいません 賭けの配当は?」


「ガイルにかけた奴はいねえよ。どうせ一人勝ちだと思ったからよ!




やれやれと自分が投げた銀貨を拾う自分。




「あんた何者・・・・・」


短髪の少女。


「いやあ ちょっと酔っぱらって自分が何をしたか・・・・」


嘘丸出しの自分




ガイルに近づき頭に手をかざす。すると手のひらから水が溢れ


それがガイルの頭を直撃する。


「へ・・・あ・・・・。」


まあ起き上がりの反応はこんなもんか。




そして外野に少し大きな声で


「この男のクランは?まさかこの人がリーダーではないでしょう?」




沈黙が続く・・・・・・・やりすぎた。


構えてる相手に後ろを向けるその瞬間3連続魔法。


まあ中級魔法しか使えなくても大賢者だった頃の自分の経験と知恵でこれくらいはできる。


種明かしはしないが。


まあ誰でも真似ができる芸当では無論ない。


だれか物わかりのいいそれなりの地位のある人間がいてくれれば

明日の面接など待たずにスカウトしてくれるかもしれない




沈黙が終わった後 短髪の少女が


「私はサーシャ 短剣と弓使い。あんた・・いや君何者。」


頭をかきながら細目になって


「いやあ 名乗りが遅れてすいません。田舎育ちでこういう場所も初めてなんで。ぺリルって言います。」


「ただの田舎育ちがあんな芸当を!うそでしょ!」


また沈黙


外野は


「あのガイルが・・・」


「構えをとった瞬間後ろを向いてあの魔法って」


「ガイルはあの若さで元王国騎士団だぜ。・・・・」


周りも少しづつ騒ぎ始めた。


どうやら狙った人間は目の前で自分が何をされたかちぐはぐになっている。




自分はいつもの細目と苦笑いで


「あのサーシャさん まさかこの人があなた方のクランのリーダですか?」


「うん・・・・ちょっと待ってガイル・・あんた状況分かってる?」


「ああ 名前はなんつったか」


「ええと ぺリル ぺリル シルです。」


ガイルも少し頭を下げて


「いや 俺の完敗だよ。とんだ魔法使い様だな。本当に中級魔法使いか?」


「いやあ 水晶ではそうなってるんで・・・・それにそっちもろくな構えをとってくれてないでしょ。」


頭を搔きながら細目で答える。自分の実力をけむに巻くためのコミニケーション方法。


「まあ甘く見たこちらが悪かった。どこの村の出身だ。」


「ええと ザマール地方の辺境のタリア村です。」


「俺も自慢じゃないが王国騎士団出身でな。まあこの性格ですぐやめちまったが・・そんな村聞いたことねえぞ。」


「まあ 辺鄙な村なんで。」


「ぺリルか。なあうちのクランに来ないか?細かい話は酒でも飲みながら。」


「ええ 僕も早く働きたいんでガイルさんって名前ですよね。あなたがよければ。」


「じゃあ 話の続きは店に入ってなエールは今度はこっちがおごるぜ。ぺリル様よ」


笑顔のガイル。まあただの輩ってわけでもないみたいだ。

言い訳をしない 悔しがらない 自分を恥じた

なかなかの青年じゃないか。

元王国騎士団であの年齢・・・・・・あの男のクランに入るのもいいのかもしれない。




まあこれだけの外野の前であんな芸当をやったんだ少しは名前も売れただろう。


そうしたら思いがけない出会いもするだろう。




もしかしたら(あいつ)にも


そう意味深に考えながら酒場に戻る。





















第一話はこのボリュームで大乗かなと疑問をもっております

あと最後に(あいつ)いう伏線を張ったのはちょっと意味不明ですね

主人公よりキャラ作りに愛着をもったキャラなんで早く登場させたいです

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