第8話『ヒトリでに恋はするのYO』
(咳払い)えぇ、前任者に変わりまして、ナレーター②でございます。よろしくお願いいたします。
202X年
『どか〜〜〜〜ん!』
ヒトリは恋の予感に包まれた。
デデデーン!
♪ラブがショット!
恋が、君を、強くする〜
ラブがショット!
俺の、世界、満ちてゆく〜
熱い想い、あなたに捧げても、今は、素通り。
邪魔なノイズをイヤホンひとつでダウンさ〜
ラブがショット!
恋が、心、早くする〜
ラブがショット!
俺の、心、早くする〜
みんなの気持ち、押しのけて進む
タフな奴だよ。
すべて避け切り、華麗に逃げ切る、はずさ〜
あなたの愛を掴むため!
私は旅立つ!
あなたを見つけるまで〜
微笑みかけてたあの時
私は惚れたの
愛を掴むのさ〜
テレレレレン!
『恋か憎悪か!?そこに現れた最強の女』
ナレ①『ちょっっっっっと!まっっったタタタタタタタタ!!!!!!何してくれてんですかぁぁぁぁぁぁ!これじゃソロ活くんじゃないくて世紀末で愛を取り戻す勢いですよ!違います!』
ナレ②『あなたお休みですよね?』
ナレ①『関係ありません!目を離した隙に何OPの替え歌までしてんすかぁ!』
ナレ②『いいじゃん、この作品、自由なんでしょ?』
ナレ①『自由にも程があるでしょう!もしバレたら作家が各社方面に謝るんですよ!』
ナレ②『ネットだし、あんま有名じゃないしいいでしょ』
ナレ①『そこまで言わないであげて!』
ナレ①『ここからは私がいつも通り行きます!』
ナレ②『じゃ最後だけやらせて!お願い!仕事がこれだけなの!!』
ナレ①『わかりました!大人しくしていてください!』
あれ?多々野くん女性の前で珍しいくそわそわしてますね〜
「あの〜僕とお付き合いしてください!」
えぇえぇぇ!?告白!?
あ、あ、あの多々野くんが告白だなんて!嘘ですよね!?大事件じゃないですか!
「実は、昔から君のことが好きでした!」
これはガチ!?!?やばいじゃないですか!?頭まで下げて手を出すなんてなんてウブで可愛いのでしょう!?
さぁ相手は????
「こちらこそ!よろしくお願いします!」
ピューーーおめでとう!!!こりゃめでたい!最高です!お祝いです!
「カット!カット!」
あれ?カット?もしかして!?
「セリフが違うよ!そうじゃないでしょ!」
「だって!多々野くんの相手役になってのに振るなんてできません!」
「もうこれだから・・・」
なるほど文化祭のお芝居ですか・・・焦りました。
「あの〜僕は?できてました?」
「多々野くんは大丈夫だよ!」
「良かった〜!」(ほわ〜〜)
すご〜いその安心した表情・・・まさか本気で演技してる!?
「もう一回行くよ!準備して!よーいアクション!」
「あの〜僕とお付き合いしてください!実は昔から君のことが好きでした!」
「ごごごおぉぉぉごごごご、めんなさっっっっっっい・・・・・・」
「カットカット!そんな苦しくいうな!ストーリーがへんになる!」
ごもっとも!いい目してますね彼。
「あの〜僕は?」
「多々野くんは大丈夫!」
(ほわ〜〜〜〜ん)
また出た!?それだけのセリフですよ?
「もうこれじゃ仕方ない。次できなかったら配役変えさせていただきます!いいですか!」
『嫌です嫌です!嫌です嫌です!嫌です嫌です!!!だったら私、グランド100周全力走ってきます!』
必死なのか?アホなのか?100周て・・・意味わかりません・・・
「じゃあちゃんとしてください!」
「わかりました!」
「それじゃ準備!よーいアクション!」
「あの〜僕とお付き合いしてください!実は昔から君のことが好きでした!」
「ごめんなさい・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すみません!セリフ忘れました!」
ずこーーーーーー!多々野くん!そこは決めてください!!!
「多々野くん・・・そこは、だったら、一緒にこの街から逃げよう!ね!」
「あ!そうでした!ごめんなさい!」
もうしっかりしてください!
「それじゃ行きますよ!よーいアクション!」
「あの〜僕とお付き合いしてください!実は昔から君のことが好きでした!」
「ごめんなさい・・・」
「だったら、一緒にこの街から逃げよう!」
「無理なの・・・他に好きな人がいるから!」
「そんな・・・」
「カッット!はいオッケ!」
やっとOK入りましたね〜ちなみにこの作品なんでしょうか気になりますね〜
「ごめんなさい、セリフ間違えて・・・」
「ううん、僕こそセリフ忘れちゃって」
「でもね、私、プライベートで多々野くんに告白されたらOKしちゃうかも・・・」
「あ、そう」
あれまなんてことを堂々というのでしょうか?
「いつでも待ってるね」(ぽん!)
『ドスーーーーん!』
「多々野くん!大丈夫?」
あ!このこ!まさか!
「佐久さん!何してんの!?」
「ごめんなさい!」
やはり佐久しなこ!どうりで・・・多々野くん吹き飛ばされちゃいましたね。恐るべし馬鹿力!
さぁ、ナレ②さん終わりましたよ?
ナレ②「これでいいんですか?」
ナレ①「はい今日はこういう回なんで」
ナレ②「薄くない?」
ナレ①「そうですか?かなり良かったと思いますけど?」
ナレ②「この空気何しても冷めません?」
ナレ①「それを覆すのがあなたですよ?」
ナレ②「あなた嫌いです」
ナレ①「さぁどうぞ!」
次回予告
ついに来た!ソロ活くんの過去が明らかに!?幼馴染『清美ナイコ』によって明かされる、多々野ヒトリがソロ活をする最大の理由!
次回!ソロ活くん『さらば、自由!さらばソロ活くん!愛よ永遠に』
ナレ②「終わりました!」
ナレ①「あなたそれは最終回の台本ですよ!全然まだまだ先です!」
お前はもう恋に落ちている!




