第7話 『興味が無いのは、ご注意だYO』
今日は、家庭科の調理実習〜
グループに分かれて好きなお菓子を作るらしい〜
多々野くんは何を作るのでしょうか?
『じゅ〜じゅ〜』(何か炒める音)
あれ?どうしてでしょうかお菓子づくりに似合わない音ですね〜
「多々野くんすごーい!」
「かっこいい〜」
早速、他のグループの女子たちが来ましたよ〜
あれ?なんかあの子だけ真面目に多々野くんと料理してますね?
「どきなさい!私たちのグループの邪魔をしないで!」
「何?あいつ」
あら、また戦争勃発か?実況の準備しないと・・・
「あぁ!ヒトリくん!それじゃダメ!普通に料理をして!」
「なんで?普通だよ?」
「全然ダメ!適当すぎてお菓子が台無しだよ!」
あら、珍しく多々野くんが怒られてますね。あの子は確か、『清美ナイコ』さん!このクラスで唯一多々野くんに興味を持たないで普通に関わるクラスメイト!その子と同じグループとは・・・
そういえば、多々野くんソロキャンプに行くから料理はほとんど目分量なんですよね・・・
「どうせ焼きリンゴなんだから関係ないよ〜」
「ダメだよそれだと焦げるよ!」
「コゲも美味しいじゃん?」
「体に悪いし苦くなるからダメ!」
多々野くんにグループ活動さらに清美さんとはちょっとハードルが高いみたいですね・・・
「何あの子!多々野さまに向かって下の名前呼んだりして!」
「ちょっと図々しいわね!」
「放課後、呼び出しましょう!」
「賛成!」×2
おっと不穏な予感ですよ〜
・・・放課後・・・
体育館倉庫裏、3対1の構図。何てベタベタの展開・・・
「ねぇ清美?多々野さまと馴れ馴れしくし過ぎよ!」
「多々野さまは、みんなのものなのよ!」
「それをあんなに図々しくて!ファンクラブを差し抜いて何様のつもり!?」
ファンクラブがあったんですね・・・恐ろしいことになりそうです。
「私はただ、みんなで美味しいお菓子を食べれたらって思って・・・」
「良い子ぶっちゃって、ほんとは家庭的なところ見せつけて惚れさせようって魂胆なんでしょ!」
「そんなの許せない!」
「そんな・・・勝手な言いがかり!」
「うるせ!黙れ!」
これはまずいです!この場を抑えられるのは多々野くん本人がこの場所に来ない限り収束しない恐れあり!
危険危険危険危険危険!多々野くん〜〜〜〜〜どこですか!?!?!?
「いいから、まず土下座しろ!」
「土下座!?どうして?」
「ファンクラブを差し置いてすいませんでした!もう二度と多々野くんには近づきません。って早く!」
そんなそんな!土下座なんてしちゃいけませんし要求しちゃいけませんよ!
「ほら早く!」
「うち、動画に撮ろ!証拠として」
追い打ちをかけてきた!?どうすればいいの?多々野くん〜〜〜〜!
「こいつ、マジでやるつもりだウケる!膝ついた!」
ダメです!コメディー作品なんですから!こんな酷い、いじめシーンは禁止です!やめてください!
「ナレーションは黙ってろ!」『ウヒョ〜〜〜(蒼白)』
こうなったら!
多々野くん、強制召喚!『ビカビカ!』『シュッポン!』
到着ーーーー!
「あれ?さっきまでゲーセンで格ゲーしてたのに?」
そこまで一人だとなんか悲しいですよ多々野くん・・・そんなことより、ほら!あそこ見てください!
『カクカクシカジカホニョホニョ〜』
「は?そんな迷惑押し付けんなよ!」『ずこ〜〜そこは進んで助けに行ってほしい・・・』
「仕方ね〜な〜」
流石です!うちの多々野くん!
「あの〜そういうことしない方がいいと思うよ」
「ハァ?邪魔すんなよ?」
あら、いいのですかそんなこと言っても?
「ちょっと!多々野さまですよ!」
「えっ!うそ!待って!」
「あ!えっと!?何でもないですのよオホホホ」
あからさますぎです・・・もう多々野くんには私から説明してます!
「くそナレーターが!」
口が悪いですよあなた!そろそろ作者に消されますよ?
「ナイコさん」
「ヒトリくん・・・」(グイッと引き寄せた)
「何してんだよ・・・」
「別に・・・」
なんということでしょう!スマートに自らのそばに引き寄せました!これは惚れてしまうがな〜!
「あなた!多々野さまから離れなさい!」
「あ〜ごめん!こいつとか変わらない方がいいよ!」
多々野くん?どういうことですか?
「どういうことですの?」
「多分、ここに」
多々野くん!清美さんのスカートのポッt毛に手を突っ込んじゃダメですよ!
「あった!」
「なんですのそれ?」
「ボイスレコーダー」
ボイスレコーダー?なんでそんなもの清美さんが?
「こいつ逆に君たちを利用してたんだよ」
「どういうことですの?」
「つまり・・・」
「ヒトリ君は黙ってて!ということでさいなら!」(ビューン!)
あ、多々野くんごと清美さんが逃げた!待ってください!
「清美、待てや!多々野さま連れて行くなんて!しめ殺すぞ!」
あぁあぁ〜やめなさい!もうどうなって知りませんよ!(女子生徒Aまだ登場したかったら言葉遣い気をつけてください!By天姫乃みこと)
ところでさっきの続きが気になりますね?
「勝手なことしやがって!ナイコ迷惑なんだよ!」
「ごめんなさい!なんとなく、呼び出された時から予感がしててさ。せっかくならとことんやってから最終的には金でもなんでもせびって、パシリにしようかなって」
「ったく!昔と変わらないな!」
「てへっ」
「てへじゃない!」
なるほど!一通りことを終えてからいじめの現場の証拠をダシにあの子達をパシるつもりだったんですね!
って!あの人たちと同等に酷いですよこの子も!これはコメディーなんですよ!いい加減にしてください!これじゃなんも面白くないですよ!
でも昔?清美さん多々野くんの昔を知ってるんですか?
「追いついた!清美!お足早すぎですことよ〜」
言葉の規制が変な方向にいってますよあなた?
「お待ちになさって〜」×2
その他たちも変ですね・・・
「多々野・・・さま・・・さっきの続き・・・聞かせて・・・ください・・・まし・・・」
息切れしすぎですよ〜面倒なので私の方から『カクカクシカジカ』
「えぇぇ!清美うちらより最低だろ!」
いや、あなた達も酷かったですよ!
「それで!清美あなたもしかして・・・!」
「はい、昔からの、幼・馴・染♡」
だと思いました!だから興味無いのですね!
「これは失礼しました!清美さま!」
「私が一人のあれやこれや教えてあげる代わりに私の僕になりなさい!」
「はい!かしこまりました!」
この人、恐るべし・・・多々野くんいいんでしょうか?
「こいつは、これでもいい方だよ・・・昔なんて思い出したくもないよ」
恐るべし、清美ナイコ・・・
「あ、そうそう!私はね、ヒトリとね、将来は結婚する約束までしてるの!だから唾つけないでね♡」
えぇぇぇぇぇ!多々野きゅん!そうなんですか!?
「いやしてないから!嘘だからね!勝手に言ってるだけだから!」
いや〜これまた厄介になってきましたね〜多々野くんソロ活の危機ですね。
「あ!そういえばカバン!ゲーセンにあるんだ!」
あ、そうでした私が強制召喚したばっかりに!
「もう!盗まれたらどうするの〜!」(すたたた!)
多々野くん!お達者で!行っちゃいましたね。
(ナレーターさん、今回あなた喋りすぎだから次の話おやすみね!By天姫乃みこと)
うそ!そんな酷いですよ!今日は仕方ないじゃ無いですか!
(次回、多々野くんに恋愛の予感!お楽しみに!By天姫乃みこと)
お願いです!おやすみはちょっとやめてくださいよ〜
無事に、カバンは店員に回収されていた。
多々野『ありがとうございます!ありがとうございます!』(しゅっ!ぺこ!)




