第6話『アイスは冷たくても甘い!YOね?』
「ふんふふ〜ん♪」
なんか陽気な鼻声が聞こえますね〜
それにしても多々野くん見失ってしまいました。
「俺様の名は、次高 愛須この学園一の美青年さ!生まれながらの貴公子であり、選ばれた華のある男の中の男!」
(キラーーン!お目メパッチン!爽やか〜)
えっと〜あなた、声に出てますよ?
「何あの人」
「気持ち悪い〜」
あ、またなんか歌い出した。
『すみれのは〜な〜♪さく〜(だめですダメです!怒られます!!!)
※ファンの方々お許しください。
「だが俺にもライバルがいる!」(だから声に出てますって・・・)
それにしてもこんな変なやつじゃなくて多々野くんを・・・あ!多々野く〜ん!見つけました!
『いたーーー!』(どぎゃ〜〜!べしっ!)
「俺は、多々野を見つけて走り抜けた!」(それ私のセリフ!それに・・・もういいです)
「おい!多々野!今日は蹴りをつけてやる!」
「あ、アイス先輩!どうしましたか?」
あなた先輩だったの・・・?
「ふん!スキだらけだ、そんなんじゃ俺どころか、ニュウドウカジカにも劣るぞ!」
「なんですか?にゅうどう?かじか?」
『深海魚の名前であります!』
あれ?ゴミ箱の後ろから聞こえましたよ?
『別名ブロブフィッシュ!残念な魚とも言われています!』
自販機の後ろから!?なんで!?
「貴様!また後に人を引き連れているのか!」
「知りません。引き連れてません」
「なにっ!白々しい」
「アイス先輩!用が無いなら帰りますよ?今日は、ゲームするので忙しいので」
「待て待て!用はある。この俺とモテ男勝負しようじゃないか!」
これは厄介な勝負ですね〜
「負けたらファミレス奢ってもらうぞ!」
なんでやねん!まぁお互い高校生・・・仕方ないですよね。
「ふっファミレス・・・先輩、ファミレスって(くすくす)可愛いですね」
「何!そんなに自信があるならいざ勝負!」
『さぁ!始まりました。多々野くんVSアイス先輩の真のモテ男を決める勝負です!実況は本業である私ナレーターが務めます。解説はこの方!近所の主婦!』
「どうも」
『さぁこの熱き漢の戦い!勝者はどちらになるのでしょうか!』
「私の推しは韓流ドラマのチョン様一筋です」
『おっと!始まりました!続きは!CMの後で!』
5秒後スキップできます。
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『さぁ!勝負は大詰め!残すところは!』
「CM見てて見逃してしまったわ!」
『それは残念!さぁどうなるのか!』
「ヒトリ!お友達?」
『おっと!ここで多々野くんのお母さんの登場だ!』
「あ、先輩だよ」
「あ、先輩さん?いつも息子がお世話になっております〜」
「あ、あ、あ、えっえっと、、あ、ああ、は、はい!ど、どうも!」
『おっとこれは一気にモテ男しての好感度はダウンか?』
「いや、これはこれでありです!可愛らしくて!ギャップ萌えです!」
「ヒトリ!夕飯までには戻るのよ!」
『お母様が退場なされました!』
「あ、夕飯の買い出ししないと!お先に失礼します!結果後で教えてください!」
『あれ?帰っちゃうの?』
「アイス先輩、僕帰ります。お疲れ様でした」
「あ、あうん・・・」
『おっと!試合が終わってしまい多々野くんが退場!残されたのはアイス先輩一人!あ、多々野くんについて行かなきゃ』
「そして、誰もいなくなった・・・か。この勝負次こそは勝ってみせる!まってろよ!多々野ヒトリ!!!!」
『次高 愛須』の戦いは続くのであった。(あの人、最後まで声に出てましたよ・・・)
【ヒーローインタビュー】
・今回の戦いについてどう思いますか?
アイス先輩「まさかの結果で煮え切りません」
・敗因はなんだと思いますか?
アイス先輩「負けてない!ただ、俺は他人の母親には弱いんだ・・・」
・次回、どうしていきたいですか?
アイス先輩「もちろんさらにクールでスタイリッシュにいきます!」
・今回の戦いはどうでしたか?
多々野「モンスターが強すぎて今の武器じゃ太刀打ちできませんでした。素材集め頑張ります!」(ゲームの話)




