それ、本当に救急ですか?
日本では毎日5秒に1台救急車が出動しているそうです。街中で『救急車が足りません!』と書かれたポスターを見たことがあるという方も少なくはないでしょう。
年間約619万台だそうです。
これを見て多いと思うか少ないと思うかは皆さんそれぞれ違うと思うのですが、実はこの619万件の中には悪質なうんこ野郎の通報が何千件何万件と含まれているそうです。
ちょっと怪我した具合悪い、救急車呼ぼ。
そんなノリで呼ぶ人も少なくないんだとか。
もしその時、同じ地域に心臓が取れた人とかがいた場合、その人はそいつらのせいで手遅れになるわけです。
中にはスーパーに行くためにタクシーの代わりとして呼ぶバカもいます。
こういうとんでもない話を聞くと、「本当にそんな奴いるのかな」と思ってしまいますが、いるんです。
実際私の友達の家の近所にいました。そういうジジイが。
タクシー代わりに呼んだとして、救急車に乗れるのか疑問ですが、もし乗れなかったとしてもタイムロスになるでしょう。
救急車の平均到着時間は約9分です。一分一秒を争う場面なので、出来るだけ早く移動してくれているのです。
なのにジジイがそういうことするから!
心臓取れた人が死んじゃうんだ!!!!
ということを言ってるんですよね、あのポスター達は。
ただ私は思うのです。
「逆効果なのでは?」と。
ああいうポスターが響く人というのは、基本的に優しい心を持った人達だけなのです。ジャイアンみたいな奴が見たところで「フン」「フガフガ」と鼻を鳴らすだけでしょう。
新しいバットを買ったから殴り具合を試させろとのび太の頭を叩きまくるような奴ですからね。
ということは、本当に具合が悪くて救急車を呼ぼうか迷っている心の優しい人が、あのポスターを思い出して119に電話するのをやめてしまう可能性があるのです。
となると、その人が本来乗るはずだった救急車が空くわけで、その救急車をジジイが使う可能性も出てくるわけです。もろちん、その人以上に重篤な人が乗れる可能性もありますが。
さて、救急車を呼ばなかった心優しい人はこの後どうなるでしょうか。
死ぬんです!
大袈裟で極端な話かもしれませんが、死ぬんです!
我々は医者じゃないんです。救急車を呼ばなくて大丈夫かどうかなんて正確に判断出来るわけがありません。呼ぶかどうか迷うほどの状況まで行っているのなら呼ぶべきです。
気を遣うべきなのはジジイ共なんです。あなたが気を遣う必要は一切ないんです。
最後に1つ。
これまでジジイジジイ連呼してきましたが、ババアもです。
オジサンもオバサンも、オニイサンもオネエサンも、コドモも、アカチャンも、タクシー代わりに救急車呼ぶやつはみんなクズなのです。
え? 足が悪いからしょうがないだろって?
だったらさ、買い物行きたくなったら私を呼んでよ。
足以外も使えなくしてやるよ。
折ってやるよ。
救急車乗りたいんだろ?