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デーモン戦

「騎士の人!!冒険者時代の階級はどれくらいだったんですか!!」


「下級だよ!11の時に騎士団入りしたからね!!」


「えぇ11歳で冒険者ですか!?15歳から新米冒険者って言われているのに!?」


「色々無茶させられたんだ師匠には!!」



だからこそ今の僕がある!!





「くっ、防戦一方ね………」


「ミレースさん!私に構わず逃げてください!!」


「それじゃ意味ないでしょ、コイツの狙いは……っ!!」


「グォォォォォッ!!!!」



バシィィッ



「あ、アロウさん!!」 



何とか間に合ったようだ。



「この剣さばき……お前は確か……」


「無事かユリシアちゃんとそれと…………」


「後にして!!来るよ!!」


「グォォォォォッ!!」


「させるか!!」



グシャッ



「凄いです……わずか一撃でグラーフデーモンの両手を……」


「まだ気は抜けない!!」


(本当に巨大なグラーフデーモンだな!!)



大型魔物らしい一軒家並みの巨体。それでいて俊敏!


魔術師の子の防壁がよく持ったと言った方がいい。


だが、こんな奴を国内に召還してくるなんて…………



「騎士の人!!助太刀します!」


「アネット!!」



ジャラジャラジャラッ



「ぐっ、グォォォっ……」


(足間接を重点的に狙った的確な連接剣の攻撃……それに針を刺すように胴にクナイを……しかも毒入りか?)


「よし、今のうちに……」



僕はグラーフデーモンに止めを刺そうとするが……



「待ってください!!このまま逃げましょう!!」


「なに言ってるんだアネットさん!!奴はまだ動いて……」


「この状態なら既に知らせが届いてる冒険者ギルドの人達か軍隊が後は何とかするはずです!!」


「確かにそうかも知れないが…………」


「アネットの言う通りよ、これ以上事を荒げたくない」


「君達…………」


「アロウさん……すみません……」


「……分かった、急いで家に戻ろう!!」



だがその時だった。



「グォォォォォォォォッ!!!!」


「うっ、嘘っ!!私の毒を!!」


「アネット、お前毒ケチったんじゃ無いの?」


「そ、そんな事無いですよ!!」


「多分耐性だ!」



やむ得ない、アレを使うか!



「エアロスラッシュ!!」



ババババババッ



「グオォォォォォッ!!!!」


「あんな目にも止まらない早さで風圧を斬撃に!?」


「詠唱なしで風属性魔術で風圧を作り出してズレ一つ無い自身の剣撃で飛ばしている……これがあの…………」


「やっぱりアロウさんは…………流石です!!」



カチャッ



「よしっ」



バサッ



僕が剣を鞘に納めると同時にグラーフデーモンは倒れた。



「あの……グラーフデーモンは?」


「大丈夫だ、まだ息はある。これだけのモノが瀕死なら間違いなく冒険者なら手柄は欲しいだろうし」


「なら良かった……」


(アネットさんのこの安堵……やっぱり色々知られたくない事があるんだろうか?)



とはいえ詮索すべきじゃないだろう。


皆秘密の一つや二つある。



「アロウさん!」



バサッ



「あ、アリシアちゃん!!く、くるしいっ……」


「すみませんっ、け、けど…………」



抱きついてきたアリシアちゃん。


さ、さすがに君くらいの歳の子が不用意に男に飛び付いたらっ!!


というかく、首に抱きつくのはっ!



「そろそろ討伐チームが来そうね。退くわよ」


「そういえば君……前に……」


「他人の空似よ、気にしないで」


「えっ?」


「あわわっ!!まずいです!人が来ちゃいますミレースっ!!」



リンシアちゃん達を助けた後、僕達はすぐその場を後にするのだった…………。


(続く)

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