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シュレーディンガの猫
冗談なのに本気で止められた。二人とも涙目である。
わたしが来てからというもの、叱られる回数が増えたそうだ。
そりゃぁ分かる。
王子様とお姫様である。周りの大人から甘やかされてきた。
周りの子どもたちも忖度しいるに違いない。
そこにほとんど歳が違わないわたしが来た。
比べるなって方が無理がある。
しかし子どもは長所を伸ばしてあげるべきだ。
他人の子どもと比べてはいけない。
あとで村長に正しい子供の教育法を教えてあげよう。
【鑑定】してみると精錬所に出入りしている人たちは
雷魔法を習得している人たちが多いような気がする。
電気で硫黄から硫酸を創って
電気分解でコバルトを精錬でもしてるのかなぁ。
まったくの分からず仕舞である。
まぁしょうがない。好奇心は猫をも殺すって諺もあるしね。
好奇心で観測した猫は死んでしまうってヤツだ。
シュレーディンガの猫である。




