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臥亮転生  作者:
コボルト村編
36/189

シュレーディンガの猫

 冗談なのに本気で止められた。二人とも涙目である。


 わたしが来てからというもの、叱られる回数が増えたそうだ。


 そりゃぁ分かる。


 王子様とお姫様である。周りの大人から甘やかされてきた。

 周りの子どもたちも忖度しいるに違いない。


 そこにほとんど歳が違わないわたしが来た。


 比べるなって方が無理がある。


 しかし子どもは長所を伸ばしてあげるべきだ。

 他人の子どもと比べてはいけない。


 あとで村長に正しい子供の教育法を教えてあげよう。


 【鑑定】してみると精錬所に出入りしている人たちは

 雷魔法を習得している人たちが多いような気がする。


 電気で硫黄から硫酸を創って

 電気分解でコバルトを精錬でもしてるのかなぁ。


 まったくの分からず仕舞である。


 まぁしょうがない。好奇心は猫をも殺すって諺もあるしね。


 好奇心で観測した猫は死んでしまうってヤツだ。



 シュレーディンガの猫である。

 

 

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