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臥亮転生  作者:
ダンジョン編
142/189

ダンジョン その3

 巨大な神殿のような建物の中にダンジョンの入り口があった。

 高さが5メートルはある長方形の真っ黒な(いた)のようなものが立っていた。

 表からの入り口と裏からの入り口がある。

 裏口専用の通路がトンネルのように壁で仕切られていて

 表口と交わらないようになっている。


 どっちから入っても中は同じらしいが

 裏は汚物や死体やゴミなどをダンジョン内に捨てる業者専用らしい。

 ダンジョン内に捨てられたゴミはダンジョンが吸収するそうだ。

 その周りには武器屋や魔法屋やアイテム屋が(ひし)めき()うように

 並んでいる。汚物のような臭いが()ち込めてるので

 さっさと銀貨2枚を払いダンジョンに入場する。

 入場料は一人銀貨一枚なのだが太郎も人数に含まれてしまった。


 基本は6人パーティなので(いぶかし)がられたが

 気にせずソロで突入する。太郎と2人パーティかな。


 ダンジョンに入ると真っ暗な部屋にワープした。太郎もいる。

 大きめのステータスウィンドウが現れる。

 チュートリアルが開始されたようだ。

 ウィンドウは触れることが出来るが

 ナイフで叩こうとするとすり抜ける。

 太郎が触れようとしてもすり抜ける。


 いつも眼帯をしている太郎からの視覚で見ると

 太郎用のウィンドウがあるようだ。

 わたしは見えないし触れることも出来ない。


 わたしは太郎を5倍の15メートルに巨大化させた。

 どうやら天井は無いようだ。

 まぁ30メートル上にあるかもしれないけれど。


 大きめのステータスウィンドウから太郎を残して走るが

 どこまで行っても壁は見つからないので諦めて戻る。


 名前を登録する。どうやら本名でも仮名でも愛称でも何文字でも

 何百文字でも放送禁止用語でも自由につけることが出来るようだ。


 名前が気に入らなければステータスを破棄すれば

 今までダンジョンで覚えたスキルや魔法は無くなるが

 また最初から始めることが出来るらしい。

 間違ったら最初からやり直せば良いか。


 わたしの名前は「コウメ」、太郎の名前は「太郎」で登録した。


 

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