ながれぼし
冬の童話祭2022参加作品。
小学一年生くらいのお子さんを対象に絵本用で書いてます。
少し短いですがよろしくお願いします。
※ストーリーの都合上、夏の星空になってます。
※2022/1/21 一部加筆 読み難い箇所を修整。
よるの おそらの おほしさま。
キラキラ ひかって きれいだね。
おかあさんが いってたよ。
「あれが おやぐま、こっちが子ぐま」
そうなんだ〜。
「こっちはキリンさん。どうぶつえんで見たでしょう?」
ホントだ! くびが ながいよ!
「そしてあの おおきくひかっている おほしさまのところ」
ぼくは おかあさんの いうところを見る。
「あれが白ちょうさん。おばあちゃんの おうちの ちかくに たくさん いたよね」
ホントだ! はくちょうさん とんでるよ!
「もうすこし いくと、ちょっと こわいのも いるよ。あれがヘビ。そっちはオオカミね」
ぼくは なきそうになる。
「でもだいじょうぶ。へびつかいさんと かりゅうどさんが まもってくれるから」
そのとき ながれぼしが スゥーっと ながれた。
おかあさんが まえに おしえてくれた。
「ながれぼしに おいのりすると ねがいが かなうのよ」
へびつかいさん と かりゅうどさん ぼくをまもって!
ぼくは おいのりした。
お読みいただきありがとうございます。