~戦争における戦術~
学習デザイナーという仕事を知っているだろうか?
主に勉強のやり方を教えるような仕事なのだが、実際にやっていることは勉強のハウツーだけではなく、認知的システムのデザインである。
彼らはそんな学習のデザインをしているチームである。
その名は「ギフト」である。
そんなギフトのメンバーである「アスカ」「レイ」「ミキ」は日々の日常が始まった。
東京都内大学敷地内
アスカ「あー!授業ダル!」
レイ「そうか?今回の授業は興味深かったがな」
ミキ「毎回言うけど、興味なければ他のことをすればいいじゃん」
アスカはチラ見して言った。
アスカ「ミキはパラレル思考できるから並列して違うことできるだけじゃん」
アスカはブツブツ愚痴り始めた。
レイ「お前は記憶力ばっかよくしているからな!」
アスカ「レイは記憶力をバカにしている感があるもんなー」
レイは少し黙った。
レイ「記憶力を極めているお前は確かにスゴイが、記憶力なんてある程度で十分だからな」
ミキ「またその話…」
ミキはため息を少しして、明らかにイヤな顔をしていた。
アスカはレイに対して劣等感を持っているのは確かだ。
アスカはレイに言った。
「どうせ私はレイみたいに理解力に適性があったわけじゃないですよ!」
そう言いながら日常が進んでいく。